皆様、田植え体験はもうお済みですか?
我が家では子供達が小1、3歳の時に友人宅で初めて体験させてもらいましたが、身も心も本当に気持ちの良い有意義な時間でした。大人にとっても、子供にとっても。
そして、今や完全にリピーターとなっている我が家ですw
この記事では、これから田植え体験を検討されている方々のために、田植え体験の内容や申し込み方法、準備物、田植えを体験した子供達の反応、田植え体験の醍醐味やその経験が与えた良い影響など、実体験をベースに詳しくご紹介したいと思います。
もくじ
田植え体験の内容と申し込み方法
私の住む場所では、4月初めに農家さんやNPO法人の方々主催の田植え体験募集が始まり、広告が市報に掲載されます。田植えシーズンを迎えてしまうともう申し込みが終了してしまっていた・・・ということも多々。ご興味のあるかたは、田植えシーズン1カ月前に予約の手配を始めると乗り遅れを避けられますよ。
民間施設でも体験が可能な場所がございます。今回は首都圏近郊のみのご紹介となりますが、ご興味のある方は是非『田植え体験ができる施設』をご参照ください^^

体験って言っても、どんなふうにやんだべ?
まず身支度をしたら、田んぼ内での諸注意や苗の植え付け方を教わります。
植え付ける苗を家族分もらい、指定された場所に植え付けていきます。
基本「裸足」。
苗を見て、すぐ終わってしまうように思いましたが、泥の中は非常~~に動きづらい!!
一歩歩くのも「よっこらしょ(汗)」。
足元が非常に不安定なので、体幹トレーニングとしてもいいのかも(笑
・・・とにかく、手植えは結構時間がかかります。
大体10時前後スタートでお昼ぐらいに終わります。
施設によっては、田植え機による田植えを体験させてくれるところも(運転は主様にお任せ)!

↑コレコレ!
私たちは田植え機に乗せてもらいながら苗を植え、機械で植えられない端の部分を手作業でひとつひとつ植えさせてもらいました🎵
お申し込みの際には、内容をしっかりご確認くださいね。
田植え体験に必要な準備
「泥の中」という、普通に生活する中ではありえない環境で作業する田植え。準備は慎重かつ確実に。
田植え体験にあたり、実際に必要な持ち物をご紹介しますね。
どれも欠かせない重要なものばかりなので、しっかりチェックしてください★
田植え必須用品
- 大人:汚れても良い服装 子供:そのまま捨てても良い服装
- よく、「汚れても良い服」とありますが、我が家の子供達は、洗う気にもならないくらい上も下も泥だらけになりました。そしてそのまま捨てました^^;本当に捨てても良いような服が◎🎵
- 子供用の着替え
- 小学校低学年くらいまででしたら、結構な高確率で着替えが必要です。
- 帽子(ハット)
- キャップじゃなく、四方につばのあるハットがおススメです。帽子なしでは無理!田んぼに木陰などありません。お日様MAX。■【ノースフェイス】2021年春夏新作 アウトドア サンシールドハット(キッズ)NNJ02007posted with カエレバ夏の暑さにも紫外線にも耐えうる無敵のハットです★
- フェイスタオル(首に巻く用)
- 何も巻かないと、首が痛いほど焼けます!常にフェイスタオルを巻いておきましょう。
- 日焼け止めSPF50 PA+++
- 日焼け止めは、「PA+」の多い高い効果のあるもの、SPF50などの長時間効果があるものをチョイス。朝日焼け止めを塗って家を出てから、意外と時間が経ってしまっています^^;遠方だったら尚更です。作業中は塗る余裕なし。泥だらけなので・・・。吹き付けるとぱちぱち泡でひんやり!スッとのびてお気に入りの一品です。
- 水筒
- お日様を直に浴びているととてものどが渇きます。いつでも冷たい飲み物が飲めるよう、一人一本水筒を持参しましょう。
- バスタオル(拭く用)
- 手足(または全身)の泥を流すため、びしょびしょになります・・・。タオルは多めに持参しましょう。
- 水入りペットボトル数本
- 泥を流すと言えば・・・綺麗な水場が近くにない場合もあるので、洗い流し用にあると便利ですよ。
- レジャーシート/テント
- 荷物を置いたり、ちょっと座って一休みする場所があるととても安心です!田んぼには日陰がないことが多いので、もしポップアップテント等を置いても問題がなければ、持参すると良いでしょう。
- (子供)長靴・スニーカー・サンダル
- 田んぼ周辺はぬかるんでいるので、基本長靴が◎。虫の観察に夢中になって泥にはまることも・・・。長靴に泥が入ってしまうことだってあります。そして、長靴が泥にハマってすっぽ抜けることも・・・^^;更に、自然がいっぱいで走り回りたくなる様で・・・。走れるスニーカーもあると安心です。体験場所の状況や周辺施設など、事前に主催者に問い合わせておくと良いでしょう。田植え用長靴はコレ!普通の長靴は、田んぼの中で泥に取られてすっぽ抜けます。これでなければ田植えは素足が良いでしょう。
我が家は、フェイスタオル3枚で足りず、お友達に借り・・・。パパはキャップ&日焼け止めナシで参加し、顔から足まで真っ赤っかになりました(汗
5月3日@茨城県ひたちなか市でのことでした。
当日の子供たちの服装は、こんな感じです↓
軍手してますが、結局やりづらくて素手になってしまいましたよ…(汗


次に、持っていくともっともっとお田んぼタイムを満喫できるお勧めのアイテムを以下にご紹介します。
あったら更に楽しめる!
- お弁当
- 作業は涼しい午前中に終わることが多いです。そのまま自宅に帰って綺麗にするのも良いですが、田んぼの自然を楽しみながらゆっくりとご飯を楽しむ時間の使い方も◎。
- 虫かご
- カエル、バッタ、ちょうちょ、カナヘビ・・・等、田んぼには様々な生き物と出会えます。虫かごがあると観察がし易くて便利ですよ。これだとオタマジャクシやヤゴは難しいですが、折り畳みでかさばらなくて良いですよね。
- 虫取り網/網
- かさばらない伸縮自在のものが便利です^^虫取り網 2本セット 伸縮式 直径30cm 長さ65~150cm 柄が伸びる 昆虫採集 水陸両用 大きめ 網 伸縮 軽量 コンパクト 魚取り 虫取りあみ 虫とり 川遊び 子供 夏 夏休み カブトムシ クワガタ セミ 魚とり網 魚捕り網 たも網 網 送料無料posted with カエレバ魚網にもなるような丈夫なネットでかつコンパクトで軽いので、小さい子でも扱いやすい虫取り網です。
これで田植え準備は完璧です!
年に一回の貴重な体験。万全な準備をして目一杯楽しんできてくださいね^^
↓↓↓↓↓ 準備物チェックリストはコチラ ↓↓↓↓↓
初田植え体験・子供たちの反応は?
私自身は楽しみでも、正直少しだけ不安はありました。
子供達は、田んぼひとつでどのくらい楽しめるかなぁ・・・なんて。

オラ見たんだ~。田んぼの中を縦横無尽に駆け回る少年と少女をw
特にちび助は、このずぶずぶの泥の上を
忍者のように
雄たけびをあげながら
超スピードで走る走る…
誰も追えませんでした(汗
結果、作業を終えた後の二人の衝撃の姿はコチラ↓↓


… … … スーパー楽しんでおりました!!
もう、大はしゃぎで、田んぼの主である友人のお父様の顔色が心配になるくらい^^;
幸い、「こんなに楽しんでもらえて嬉しい!」だなんて言ってくれて、神様のようなお父様でした(涙
泥まみれの身体は、手作り水路の流水シャワー?滝?のような場所で流しましたが、これも子供にとっては水遊び(笑
パンツ一丁になって水浴びを楽しんでました♪
ご飯はおにぎり🍙
「今日植えた苗たちも立派に育って、こんな風に美味しいお米ができるといいね!!」
なんて話しながら。
作業後に食べたおにぎりが、とっても美味しく感じました。

子供達は、初田植え体験からもう3~4年経ってしまった今でも、田植え体験のことははっきり覚えています。
毎年「田植え!?やりたーい♪」と、答えてくれます^^
この楽しかった思い出が残っているからでしょうね。
貴重な体験を思う存分させてくれた友人とご家族に、今でもとても感謝しています。
田植え体験の醍醐味
ー春の青空
心地よい風
肥沃な土と緑の香り
素足、素手で土や水の感触を味わい
実りを祈り
苗をひとつひとつ丁寧に植え付けるー
五感がフルに刺激され、身も心もとっても気持ちの良い幸せな時間でした。

作業したあとのご飯、美味しいなぁ♪
美味しいお米を毎日食べられて、幸せだね^^
いつもお米を作ってくれてありがとう♪
・・・と、こんなあたたかい気持ちにさせてくれるのが、田植え体験。
そんな気持ちは、子供達の心を健全なものへと育んでくれるでしょう。
しかし、お米の育て方を学んだり、お米が食卓に並ぶまでの苦労を体験から想像したりすることは、もしかしたら小さい子供達にはまだ難しいかもしれません。
でも、それでもいいのです。
田植え体験が楽しかった!嬉しかった♪心地よかった^^
農作業って楽しい!自然って気持ちいい!
そんな心が、思い出(経験)が、先々の学習や体験とリンクしていき、より深い理解・学びとなっていくのです。
そして、日本の農業、ひいては人間と地球の未来のために必要不可欠な農業への関心と、自然と共に生きる・自然を大切にするひとりひとりの努力に結び付いていくのではないでしょうか。

子供達には、今すべて理解させようとしなくて良いんだなぁ~
まずは気軽に体験してみて、農業や自然の素晴らしさを実感してみてくださいね。
できることなら、ご家族で。お友達と行っても楽しいですよ。
農作業は共同作業。良い思い出となること間違いなしです^^
そうそう、田植えだけでなく、稲刈り、収穫祭と一年を通してお米が出来るまでの過程を見守ることができる施設もありますよ!
田んぼは、年間通して注目です★
今回田植えを逃してしまった方々も、次は稲刈りを狙ってみてくださいね^^
田植え体験ができる施設
実際に田植え体験ができる施設を、首都圏近郊で調査しまとめてみました!
特にネモフィラで有名な日立海浜公園や、手ぶらキャンプでも人気の成田ゆめ牧場は田植え以外にも楽しめるものが盛りだくさんです!一泊しても良いくらいです^^
料金や体験内容は施設によって異なり、内容に変更が生じることもあるため敢えてこちらには記載しておりません。是非直接お問合せくださいね。
田植え体験ができるおススメ施設一覧
- 国立ひたち海浜公園 (茨城県ひたちなか市)
- tel: 029-265-9001
- つくば農園 (茨城県つくば市)
- tel: 029-867-3433
- 自然生クラブ (茨城県つくば市)
- tel: 029-866-2192
- 成田ゆめ牧場(千葉県成田市)
- tel: 0476-96-1001
- 石坂ファームハウス(東京都日野市)
- tel: 042-591-6477
- 川越市農業ふれあいセンター(埼玉県川越市)
- tel: 049-226-6551
その他おススメの農業体験
田植えと同じ時期におススメなのが、筍堀り。
友人宅には竹林もあり、田植えとセットで体験させてもらいました(涙)
もう、本当に神様!!
これも面白かったですよ~!

こんな風に、筍の頭がちょこんと少しだけ出ているのを見つけて、周りを軽く手で掘って露出させてから、鍬で攻めていきます。
この緑のちょんちょんを見つけるのに子供たちは必死!!
これは!?あれは!?ここにもあったよ!!!これ掘るー!絶対掘る~!!〇×▲〇×▲〇×▲〇×▲

鍬作業も親子共同作業だぜ!!
筍を傷つけないように、周りからじわじわ攻めるのよ。

デカッ!!!!
3歳息子、先ほどの田んぼ荒らし?とは打って変わって筍担いでめちゃくちゃ良く働きました(笑)
収穫だと動きが違いますねーw
こんなに掘れたよ♪

この収穫物を、ドヤ顔でじいじばあばにおすそ分けしていた子供達でした(笑)

大人だけでも子連れでも大いに楽しめるたけのこ収穫の良さ、準備物、筍の選別方法と保存方法、おすすめ「新鮮たけのこレシピ」は、『【春は親子でたけのこ掘り!】掘りたて新鮮たけのこで旬を楽しもうーアク抜きナシ!筍レシピもご紹介』でご紹介してっかんね!
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます♪
是非是非皆さんも、春は田植え~たけのこ~と、農業体験で食育、農育、心育て!してみてくださいね^^