『水筒の中身は、スポーツドリンクを薄めたものを持ってきてください!』最近暑くなってきて、学校や習い事のお教室からこんなお便りをもらっていませんか?周辺では、アクエリアスを水で薄めたり、粉末のポカリを多めの水で溶いてみたりが主流の様です。同じひと手間が必要ならば…いっそのこと、良質の素材で【水分塩分のみならず栄養補給できる身体に良く美味しい薄味スポーツドリンク】を手作りしてしまいましょう!
スポーツドリンクはなぜ薄めなの?

なぜ市販のアクエリアスやポカリスウェットではなく、【薄めのスポーツドリンク】がおすすめされるのでしょうか?
皆さん、甘いスイーツはお好きですか?
中には、甘いものが苦手な人もいらっしゃるかもしれませんが、私なんかはどんなにお腹が一杯でもスイーツだけは食べられてしまいます
市販のスポーツドリンク、美味しいですよね。
美味しいので、ぐびぐび沢山飲んでしまいます。そして、甘いのでまたすぐにのどが渇きます。ぐびぐび沢山飲み過ぎて、必要以上の糖分/塩分/水分を補給してしまうことに繋がります。
スポーツドリンクを手作りすると、ものすごい量の砂糖が入っていることに気づいて驚きます。これを必要以上に摂取することは、とても身体に優しいとは言えませんね。
これが、甘さ控えめが推奨される所以です。

オラの先輩は、水の代わりにV〇〇〇を飲み続けて痩せるか実験したけど全く痩せなかったど!そういうことだべ。
水や麦茶にするならこれが必要!
「薄いスポーツドリンクと言われても・・・。水やお茶で済むなら、それが一番手っ取り早いのに!」と思いませんか?

特に麦茶なんて水分を補給するだけでなく体温を下げる働きもあっから夏に最適だっぺよ!
汗をかくことによって身体から失われていくのは水分(99%)と塩分(0.65%)、そして電解質[水に溶けると電気を通す物質のことですが、具体的には、カリウム(K)、カルシウム(Ca)、マグネシウム(Mg)、重炭酸(HCO3)、ナトリウム(Na)、リン(P)、クロール(Cl)など]です。
水や麦茶では水分はしっかりと補われますが、失った塩分と電解質は他のもので補わなくてはなりません。ここでは、塩と梅干しをご紹介します。

飲み物の他に用意しなきゃいけないのはめんどいねぇ。しかも、なめたり食べたりする時に、手をいちいち清潔にしなきゃいけねーから、またまためんどいべー。
塩分/電解質を塩で補う場合
「水を飲んだら塩をひとなめすればOK!」というけれども、「水をどのくらい飲んだら、どの程度なめたら良い?」と悶々と考え始めると、またまた若干面倒ですね^^;
本当に少しで良いのですが、人によっては一なめが多すぎて逆に塩分を取りすぎてしまったなんてこともなきにしもあらずw
ちなみに、「どの塩を選ぶか?」によっても得られる電解質の量が全く違うので、良質のものを選ぶことをお勧めします。
塩分/電解質を梅干しで補う場合

梅干しの塩分濃度は把握しておくと良いでしょう。私の場合はいつも手作りをしているので、塩分濃度が18パーセントと高めです。小さく一かじりもすれば十分でしょう。
塩と同じく、梅干しの食べ過ぎも塩分過多となってしまいますので注意が必要です。

買った梅干しは塩分濃度が低い上に糖分と添加物も入ってっから、オラは手作りをおススメするだー。梅干しって実は子供でも作れるくらい簡単だから是非やってみてくんにゃ!!→『【失敗しない!】隙間時間に親子で楽しめる梅干し&梅シロップ作りをご紹介!実験あそびにもおすすめ』
栄養たっぷり!スポーツドリンクレシピ
ここでは、手作りでしか実現できない、良質の素材を使った栄養たっぷりスポーツドリンクのレシピをご紹介します。
分量に関しては、色々なサイトを参考にし、運動中子供達にも実際に飲んでもらいながら調整し、最終的に「👧👦これ、美味しい~!」という感想をゲットできたものを掲載しました。
準備(1~2人分)
- 水 1リットル
- ぬちまーす(塩) 小さじ2分の1
- きび糖 大さじ2
- レモン汁 小さじ1
- 氷 適量
これらをよーーく混ぜて水筒に入れ、氷を入れて完成★

氷はぜってー多い方が美味しいかんね!!舌に残らずスッキリしてっから爽やかなんだ。
こだわりの塩『ぬちまーす』
『塩分/電解質を塩で補う場合』でもお話した通り、塩は使い勝手においても栄養面においても現在トップの『ぬちまーす』。
砂糖は上白糖✕きび糖◎ノーカロリーならラカント◎
砂糖は、癖がなく優しい甘さで、かつミネラルが豊富なきび糖。カリウムは一般的な上白糖の約70倍、カルシウムは約10~30倍多く含まれています。それは、代謝の向上、そして体内組織強化の一助となります。
因みに、出来る限り太りにくいドリンクにしたい方は、きび糖ではなく、糖質ゼロ&カロリーゼロの100%天然の甘味料・ラカントにしてみるのも良いでしょう(砂糖のこだわりをより詳しく知りたいかたは、『【より健康に】砂糖にこだわってみよう』をご一読ください)。

レモン汁

レモンは生絞り・・・と言いたいところですが、毎日のこととなると、レモン果実を絞る手間がかかる&分量が計りにくいので潔く市販のものを冷蔵庫に常備しておきましょう!
100%のレモン果汁のものがおすすめです。開封後7日以内に使い切るのが理想ですので、大きさは使用量に合わせるようにすると良いでしょう。
レモン汁は、品質表示を良く確認しないと、酸化やカビを防ぐために保存料たっぷりのものもあるのでご注意ください。
栄養たっぷり!運動後のスムージー
運動後は、体内のエネルギーが不足し、筋肉細胞は損傷した状態。
その時、筋肉にある「グリコーゲン」という「糖質(エネルギー)の格納庫」が大幅に減少しており、それは疲労感の源となります。
運動後には、失った水分/塩分/電解質だけでなく、必ずたんぱく質と糖質を意識的に補給するように心がけましょう。
その際は、タンパク質はアミノ酸スコアが高い良質なたんぱく質(肉や魚・卵・乳製品・大豆製品やプロテイン)を、糖質はGI値の高いものを選ぶことをおすすめします。

ふんふん。これらをスムージーでガーーーッやっちゃえばいいってわけね( *´艸`)あ、アミノ酸スコアの最高値は100でね、そんで、アミノ酸スコアっつーのは、食事から摂取しなければならない体内で合成できないアミノ酸-「必須アミノ酸」の充足率を示してんだど!へーーーーー
運動後もりもりスムージー・準備(1~2人分)
- 牛乳orヨーグルト 約200~250ml
- バナナ 1本
- ホエイプロテイン 15g
- 氷 約10個
バナナ一本のボリュームや氷の大きさはそれぞれですし、都度お好みに調節してくださいね!
我が家では、上記素材に加えて、5月はプランターのいちご、7月は鉢植えのブルーベリーやブラックベリー、9月には農園のポポー、10月には鉢植えや農園のいちじく・農園のムベをミックスしたりしています^^
気分転換に味変!かつ栄養もUP( *´艸`)



「ん!?ポポーって何?ムベって何?(@_@)」となった方は、是非以下の記事を併せてご一読くださいませ!
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます!
最近はもう5月初旬から夏の陽気が続いたりしますからね・・・。
運動中は良質なスポーツドリンクチャージ!
運動後はスペシャルスムージーで疲労回復・筋肉合成★
これであなたも夏バテとは無縁★むしろ夏にパワーアップ間違いなしでしょう♪