「我が家」を象徴するシンボルツリー選び。どんな条件を優先して選ぶべきか、とても迷いますよね?
葉はかわいい!?…手入れは楽?
三常スタッフの必須条件はですね…

実がなる!お手入れ楽ちん!!これに限るべ~。
これを第一条件におススメしたいです!!
せっかく木を植えるんですよ?絶対実がなった方がいいじゃないですか♪
スペースや落ち葉などの住宅事情?
それは、品種やサイズである程度調整可能です♪

でもオラ面倒くさいのは嫌だかんね!
確かに忙しい我らは、できれば手間いらずがいい。
…そして、ガーデニングアドバイザーとしては、やはり「見た目」も欠かせない!!

やっぱシンボルツリーはイカしたヤツがいいに決まってぺよ!
ここでは、剪定を含め楽~に、食べて楽しみ、見て楽しめるような万能果樹(実のなる木)を、皆さんにご紹介したいと思います。
もくじ
シンボルツリーに果樹をお勧めする理由
日常に彩りと収穫の新鮮な喜びを与え、そしてまた、学びの機会も増やす。
そんな役割を果たしてくれるシンボルツリー、素敵ですよね?
それが果樹です。
我が家にはシンボルツリーとしてフェイジョア(クーリッチ)とオリーブ(チプレッシーノ)、そして、国内ではまだ珍しい「幻の黒いちじく」と呼ばれるビオレソリエスを取り入れています(日当たりを考慮し、いちじくのみ現在鉢植えに移動)。
4年目でオリーブに実がなり、6年目に初めてフェイジョアの実を収穫できました。
日当たりは午前中の4~5時間である東側です。

朝ふと花壇を見たら、卵みたいな実がコロンと落ちてるではありませんか!!
食べたことのない果実に、子供達含め、我が家は大盛り上がり(笑)クンクン匂いをかぐと、トロピカルな香りに目を輝かせていました。
このたった一つのフェイジョアの果実第一号を食すべく、わざわざリンゴを購入して追熟し、仲良く四等分して食したのでした(笑

初めて実がなった年は、たったの1つ。次の年、またその次の年とどんどん収穫量が増えてるだ~。追熟完了までのワクワク感、初めて食べるときのドキドキ、食べた時の感動、満足感、幸福感。これ、家庭菜園の醍醐味だっぺよ!

一方、農園のフェイジョアは盛り沢山。こちらは、子供達と一緒にジャム、そしてシロップ漬けに。
我が家では、フェイジョアシロップが大ヒット!
お酒にもジュースにも、万能ドリンクに変身します^^
沢山実がなると、スプーンですくって食べるだけでなく、色々な楽しみ方が可能に。

フェイジョアは、花も果実も食べられて、しかも栄養満点。見た目も素敵ときたもんだ!しかーし!そのまま救って食べても残念ながら今一つなお(゚Д゚;))美味しいフェイジョアレシピは『【花も実も食べられる】絶対美味しい鉄板フェイジョアレシピランキング_栄養価は?身体に良い?』をチェケラーだべー!
そして、フェイジョアと言っても沢山品種があります!
苗木にご興味のある方は、当園おすすめの品種(「【1位】楽・強健・おしゃれ・花も実も食せるフェイジョア(常緑樹)」をご参照ください)をチェックしてからご購入くださいね。

こちらは無花果(ビオレソリエス)。
既に実付きの苗を農園から譲り受け2020年秋に花壇に植えたもの。初年度から実を楽しめました(涙)

う ま す ぎ だべーーー!!来年はもっとなってちょんまげかぼちゃ。
次の年は、9号サイズの鉢に鉢上げ。
花壇が予想以上に密になってしまい、日光があまり当たらず、楽しめるはずの秋果が実らなかったためです。しかし、翌年2022年には無事鉢植えにて7個の果実を実らせてくれました。
日光が重要な要素だということが良く分かりました。
ご自宅に植える際は、日当たりを考慮し、是非こだわりの美味しい品種を選んでくださいね!(「【3位】絶対食べられて、美味しい無花果(落葉樹)」でおススメの品種をご紹介しています)
オリーブも、ピクルスにするぞ!塩漬けにも色々試してみたいなぁと、今から色々妄想していたりします。

このように、果樹は小さな幸せを沢山もたらしてくれます。
緑が鮮やかになる。
花が咲く。
可愛い、美しいと感じる。
良い香りが漂う。
実がなる。
収穫する。
味わう。
感謝する。
この全てが心の幸せと健康に繋がっているのです。

いいねぇ。でも、手入れが大変だったら幸せも感じないくらい「面倒くせっ」ってなんねーけ?オラめんどくせーの嫌だ。
かなり忙しく多少の手入れにも不安がある方は、果樹に関わらずとも樹木選びを慎重に行うことをおススメします。
『【庭木・果樹植え付け適期】大体〇月に植えればOK!?+春を迎える前に学ぶべき失敗しない苗木の選び方』には、樹木選びに失敗しない為の沢山のヒントが詰まっています。是非ご一読くださいね^^
シンボルツリーは常緑樹?or落葉樹?
お手入れが簡単なものをご希望であれば、絶対に常緑樹です!
狭い場所や、隣家の境界等に落葉樹を植えていたりすると、ご近所トラブル勃発の可能性は高くなります・・・。
葉っぱは想像以上に落下します。
毎日掃き掃除が出来ないお宅の落葉樹の落ち葉がご近所中に舞い、何故かご近所さんがそのお宅の葉っぱを掃除する羽目に…という話は珍しい話ではありません。

広~くて落葉が他のお宅に入ることがない!落葉なんて管理できる!って人は、落葉樹もアリってことだな。
落葉樹には落葉樹の楽しみ方もありますけどね^^
新緑、紅葉、落葉と季節の移り変わりによって姿を変えるシンボルツリーは、とても風情があり素敵です。
落葉してしまった冬の間は、イルミネーションやオーナメントを利用しても楽しいですよね!
今回は、落葉樹も含め、「美味しい」「おしゃれ」「手入れが楽」という観点より、『シンボルツリーとしての果樹』をランキングしてみました。
【1位】楽・強健・おしゃれ・花も実も食べられるフェイジョア(常緑樹)
今や美容室などのおしゃれ空間を彩る樹木としてじわじわと人気が出てきているフェイジョア。
もともとブラジル、パラグアイ、アルゼンチンやウルグアイといった国に自生していました。現在は、ニュージーランドで人気を博していますが、世界各国に輸出されている状態です。
日本における知名度はまだまだ低いですが、私自身約10年間育ててきて、自信をもっておススメできる果樹です。
一口で言えば、手がかからなくて強健なだけでなく、おしゃれで花も実も食べて見て楽しめる種類豊富な万能選手!!

シンボルツリーにお勧めな理由
- なんといっても見た目がかわいい
- かわいい丸葉。裏側はシルバーリーフのような輝きを放ち、木と葉の何とも言えないバランス。あるとおしゃれ空間に変身するような存在感も併せ持っています。樹形も選定で好きな形に調整できますよ!
- 常緑樹
- 紅葉&一気に落葉しないので、落ち葉管理が非常に楽です。また、一年を通して緑なので、花壇や庭が寂しくなりません!
- 花と実が食べられる
- 花はほんのり甘くサラダ等に散らしてそのまま食べられます。果実は、トロピカルなお味。ほんのち甘くて酸味もあり、のでさっぱりしています。さらに食物繊維やビタミン、ポリフェノールなどの栄養を多く含み、特にビタミンCが豊富!ニュージーランドでは低カロリー高栄養価の健康食品として人気のフルーツです。フェイジョアと共に暮らす当園おススメのレシピランキングは、『【花も実も食べられる】絶対美味しい鉄板フェイジョアレシピランキング_栄養価は?身体に良い?』をご参照ください!
- 自己結実性のある品種がある
- 実を楽しむためには、木が二本以上必要だったりしますが、自己結実性のある品種を選べば1本で事足りるので、狭いスペースでも大丈夫です。
- 病気や害虫に強い
- 我が家の花壇のフェイジョアは、6年間無農薬で病気や害虫の被害もなく元気です!
自己結実性のある品種でおススメのものは以下です★
フェイジョア:自己結実性のあるおススメ品種
- アポロ: 甘く、抜群の風味
- クーリッジ: 実付きが良い
掛け合わせの品種や環境によって誤差もありますが、比較的実の大きくてかつ美味しい上記品種をおススメしております。
【2位】現代のシンボルツリー鉄板・オリーブ(常緑樹)
オリーブの木、素敵ですよね!
戸建てのシンボルツリーとして不動の人気を誇っているオリーブ。
フェイジョアと同様、強いし常緑だし可愛いし、私自身を含め忙しいワーママにもピッタリなシンボルツリー♪
オリーブは、基本自己結実が不可能であると言われていますが、現在人気すぎてご近所に沢山植えてあったりします。
わたくしは…それをあてにしております( ̄▽ ̄)v
本格的な収穫を期待する場合は、相性の良い異なる品種をもう一本、できるだけ近くに植えた方が良いですが。
我が家にはスペースがないので、もう一本追加するとしたらベランダで鉢植え栽培ですかね…→ 却下
オリーブの品種は様々で、1000種以上あると言われています。
樹勢が強くて剪定しても思い通りにならない品種もあるので、 ホームセンターによくある品種不明の「オリーブ」は買わねーでけろ~!大暴れ君だったら剪定も樹形を整えるのも大変だかんね。あと、オリーブの葉はおちねーけど、花は落ちんだ~。剪定タイミングと日当たりがバッチリだと『これはキンモクセイですか?』って聞かれるくらい花がつくがら(笑)、5月中旬頃だけ要注意だべ~!