「あれまーうちにチャノキがあったの?」…ということで。食育も兼ねて、緑茶大好きのお姉ちゃん主導のもと、茶摘みからホットプレートDE手作り新茶にチャレンジ!チャノキは常緑のため、意外にも生垣にされていたりすることもあるんですね。天ぷらも美味!身近に手に入る方は、楽しいので是非試してみてくださいね!
【まずは茶摘み】いつ?どうやって?
雑木林を開拓して農地となった当園ですが、そのまた昔は茶畑だった疑惑。当園には、チャノキがもともと自生しており、それらをそのままいちじくやブルーベリー、レモンやオレンジなどの木の間に一部残しています。
5月になると、そのお茶の木々の新芽が一斉に芽吹きます。
この、黄緑色の柔らかい部分が新芽。この部分を摘んでいくのが「茶摘み」ですね。
若葉が3~5枚程度になったころがオススメ。
100g程になるまで、どんどん摘んで通気性の良いザル等に重ねていきましょう。
ホットプレートでやっから、あんま多いとちゃんと炒れねーべよ。100gだと、大体2回くらいはお茶入れれっと。
こうして新芽で作ったその年初期のお茶が「新茶」。香り高く濃厚な風味が楽しめます。しかし、摘んだ生葉のままではお茶は出ません!
自宅にある身近なものでお茶の葉を製していきましょう。
【手もみ茶の作り方】大まかな流れ
手もみ茶の作り方・おおまかな流れ
おおまかな流れは簡単ですが、よくよく見てみると、とんでもなく時間がかかることが分かりますね(笑)
※ 焙煎の時間は、お茶の生葉の量にもよるので、記載していません。
では、工程毎に詳しく見ていきましょう。
ホットプレートで手もみ茶を作ってみよう
電子レンジでお茶の葉を蒸す(約1分)
お茶の葉を耐熱容器に入れたら、ラップをして1分程電子レンジで加熱します。
青臭い場合は、追加で15秒程加熱します。少し香ばしい香りも混じったくらいがちょうど良いとされています。
ホットプレートでお茶の葉を焙煎する
ホットプレートの温度は約140℃に設定して、お茶の葉が大体6分の1くらいに減るまで焙煎します。菜箸で軽く混ぜながら根気強くがんばります。
オラッちBRUNOを愛用してんだげども、140℃っつーと【LOW】と【MED】の中間よりちょい【LOW】寄りだょ。
ずっとお茶の葉を見ていると辛くなってくるので(笑)…子供達と交代しながら、かつ、テレビを楽しみながら炒って炒って炒りまくる!!
我が家はお茶の葉の心地よい香りの中、映画をみて楽しみました。
こちらの写真は、焙煎しはじめたばかり。まだ青々としていますね。
しばらく焙煎すると、このように水分が抜けてカサが大分減り、色も濃く深くなります。
お茶の葉を手もみする(約1時間)
ホットプレートの電源を一度OFFにし、今度は手もみ作業です。お茶の葉の手もみは、緑茶の味や香りが出る速度に大きな影響を及ぼします。揉み具合が強ければ強いほど味が出るのが速くなります。
お茶の葉の手もみってよー、お茶の葉の細胞にを傷つけんのが目的なんだと!
お茶の葉を乾燥させる(ホットプレートで約20分)
今回、こんな微妙な温度でやってしまいました…。保温程度の温度ですので、【WARM】(65~80℃)が適温でしょう。
ちょっと揉み具合が不足している様にも見えますが、パリッパリになりました!
自家製手もみ茶のお味は…?
急須に乾燥させた茶葉をいれて・・・
ついでに家にあったとドライ菊花もいれてお湯を注ぐと・・・
なんとも言えない緑茶の良い香りが漂ってきて・・・・
👧👦すごーい!いい香り~♪
子供達から歓声が上がって、何故か私がドヤ顔。
さて、淹れた具合はいかがでしょうか。
ん?ちょっと薄いか??
菊花も浮かべて・・・完成★
見た目は薄い感じがしますが(笑)
とっても良い香りでフレッシュ、そしてほんのり甘い新茶の味を堪能できました。
👧やっぱりお茶は美味しいねぇ。
↑↑↑小5のコメント↑↑↑
お茶の葉は天ぷらにしても美味!
さて、茶葉としてチャノキらしく活躍しましたが、お茶の葉は、天ぷらにしても美味しいです。
ほんのり優しい苦みもあり、天ぷらの盛り合わせに緑を添えるのにも良い役割を果たしてくれます。
あ、お茶の葉、思いっきり端っこでしたね( ̄▽ ̄)
こちらは、5月、農園にある食材で作った天ぷらです。スナップエンドウ以外は、どれも普通のご家庭ではあまりお目にかからない食材かとおもいますが・・・(汗
どれも美味しいんです。
我が家の小5娘は特に、香りが格別な和ハーブ・葉山椒の天ぷらがお気に入りだそうです♪小2息子は、歯ごたえ抜群で甘ーいジャンボニンニクの茎と葉。
身近で手に入る方は、是非ためしてみてくださいね!
まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
お茶の葉ってこんな風に生きているんだね。
お茶の葉ってこんな過程を経てお店に出てるんだね。
出来たてのお茶ってこんな味がするんだね。
「美味しい!」「美味しくない!」という【味の評価】以外にも沢山の学びや楽しさがある食の体験、かけがえのない思い出にもなりますね。
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