【6年生最後の読み聞かせ】もうすぐ卒業する6年生にぴったりの絵本3選!

3月・・・卒業の季節ですね。先日、卒業式まであと1,2週間というタイミングで、6年生にとっては小学校生活最後の読み聞かせDAYを担当させていただきました。せっかくこのタイミングで読ませていただけるのだから、「これから旅立つ六年生の心に響く時間にしたい」と、じっくり本を選定しました。この記事では、6年生向け卒業シーズン一押し厳選絵本3冊をご紹介いたします。

小学校最後の読み聞かせ…。せっかくだから、胸に響く読み聞かせタイムにしたいべな~。

もくじ

  1. 耳の聞こえないメジャーリーガー ウィリアム・ホイ
  2. たくさんのドア
  3. Flower Trail(はなのみち)
  4. まとめ

耳の聞こえないメジャーリーガー ウィリアム・ホイ

文:ナンシー・チャーニン 絵:ジェズ・ツヤ 訳:斉藤洋 光村教育図書

「耳が聞こえない」というハンディキャップを持ちながらも、苦境に負けず、上手くいく方法を考え、ルールを創り出し自らの道を開拓していく若かりし頃のウィリアム・ホイ。彼の人生は、6年間生活してきた校舎を後にして未知の世界に旅立っていく6年生をきっと励ましてくれることでしょう。

絵本から伝わるメッセージ

つらいことがあっても負けないで
そんな中でも応援してくれる人は必ずいる。自分を信じて。
家族の絆
家族はいつもあなたを見守っているよ
上手くいく方法を考える
落ち込むだけでなく、考えて、試してみて
コミュニケーションを取る事の大切さ
何かあったら皆に話をしてみよう!
練習の大切さ
あることに長けている人は必ず努力しているもの

野球が大好きなウィリアムは、学校代表の選手になるために一生懸命に励んでいましたがその夢はかなわないまま卒業することとなりました。その後、ウィリアムは、その後仕事中に転がってきた野球ボールを投げ返したことをきっかけに、プロとしてプレイするチャンスを手にします。しかし、耳が聞こえないことを理由に沢山つらい目に遭ってしまう。

そんな中、ウィリアムの起こした革命とは・・・?

実際に、読み聞かせで「感動した!」「面白い!」「ウィリアム・ホイってすごいね。」というような感想が届き、6年生に選んで良かったと思いました^^

是非、手に取ってみてくださいね。

三常農園のキャラクターいのしし

ウィリアム・ホイも感動ものだけども、最近は阪神タイガースの横田選手の著書に感動したオラだ。『奇跡のバックホーム』、これから新しい舞台で頑張る6年生の読書にも、野球好き低中学年の朗読にもおすすめだべ!今に感謝してこれからに前向きになれる一冊に決まってっペ!詳しくは、『低学年/中学年向け朗読(読み聞かせ)おすすめ作品〇選!~想像力/語彙力/聞く力を強化する』を見てみてくんちょ。

たくさんのドア

文:アリスン・マギー 絵:ユ・テウン 訳:なかがわちひろ 主婦の友社

読み聞かせメンバー内でも、「この絵本は名作よねぇ!」と皆が口をそろえて言う話題の一冊。この度、娘の卒業と重なったので、私も購入してしまいました🎵

絵本から伝わるメッセージ

未来を怖がらないで
たくさんの驚きや面白いこと、そして喜びが待っている
あなたは今、素晴らしい世界に生きている
この世界に生きていること、それ自体が既に幸せなことである
うまくいかない時もきっとあるけど大丈夫
あなたは、常に”大いなるもの”に守られている
あなたには、沢山の力があり、可能性がある
これから“あなた”について沢山知って、育てていこうね

色々な解釈があるかと思いますが、私はこんなメッセージを込めて、一語一語声に出しています。

『みつからないときだって あるにちがいない』なんて読んだときにはもう、涙で声が震えてしまう・・・。

そうよッ。見つからないときだってある

でも、大丈夫だから!焦らなくて大丈夫だから!あなたのペースで大丈夫だから。

あなたは一人じゃない。

家族だって、友達だって、この素晴らしい世界だって、いつもいつも、あなたを見守っている。

°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

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Flower Trail(はなのみち)

作:岡 信子 絵:土田義晴 英訳:Soshi Uchida 岩崎書店

寒い冬が明けて、芽吹きの春にぴったりの一冊。

6年生なので、今回は名作の英語版をチョイスしてみました。

くまさんが袋の中身をポトポト落としながら歩いた道に綺麗な花が咲く…。

袋の中身はお花の種だったのです。

絵本から伝わるメッセージ

今までよく頑張ってきたね
あなたの歩いてきた道には沢山の花が咲いている
これからが楽しみだね
これからあなたにはどんな出会いがあり、どんな道を通るのかな?そして、通る道にはどんな花を咲かせるのかな…。

小学校では、英語が教科化されましたが、4年間英語の授業を受けてきた6年生でも、先述の2冊の英語版等は理解が追い付かず眠くなってしまうでしょう(教科化された小学生英語の現状については、『今小学校で行っている英語教育とは?』をご参照ください)。

この『Flower Trail』くらいシンプルな英文で、絵の大きな本がぴったり。

ゆっくり、一語一語はっきりと感情を込めて読み聞かせをしましょう。

日本語の読み聞かせとは異なり、英語の読み聞かせでは、聞き手に伝わりやすいよう声の高さやリズムをかえ、感情を込めるのが良しとされています

CDも付属しており、発音も確認出来るので、事前確認もしっかりできてとても便利ですよ^^

まとめ

いかがでしたか?

卒業・入学の節目を迎える子供達に、是非胸に響くお話をプレゼントしてあげてください。

これからの時代を生き抜く、卒業生の皆さんに幸あれ…!!

6年生もついに中学生。今の中学生は色々大変だわ。部活動はオラの時代より楽かもわかんねーけど(2024年現在は先生によるのが実情)、お勉強がのーーーー汗。よがったら『【中学生塾行く?行かない?】集団塾見学/体験徹底比較ー通塾経験・塾講師経験ありママの客観的考察』も読んでみてくんちょ!

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