【手抜きでも素敵花壇に!】お手入れ簡単夏咲き花・植えっぱなし宿根草6選+常緑万能脇役3選!

暑くて地面ももうカラッカラ。でも、水やりもそんなに頻繁にできないし、外は日焼けするし暑いし大変。

三常農園のいのしし

もうオラ・・・ガーデニングとかどうでもよくなってきただぁ~。

劣悪な作業環境を理由にして、荒れ放題の夏の花壇、見て見ぬふりしていませんか?

今回は、「夏だってお花が見られる可愛い花壇にしたい!」と思いつつ、暑さにノックアウトされてしまった方々のために、”基本植えっぱなしでも毎年咲いてくれる!”、”必要なのは花殻つみだけ”の夏に咲く優秀な花々、加えてそれらを引き立ててくれる常緑の仲間たちもご紹介させていただきます

※この記事は、南関東の気候のもと、半日陰の環境で育てた実績を基にご紹介しております。読者様の育成環境によって、誤差がございますことをご了承くださいませ。

もくじ

  1. 【ニーハイ丈】夏の花壇おススメ植えっぱなし宿根草2選
  2. 【低草丈】夏の花壇おススメ植えっぱなし宿根草4選
  3. 常緑!夏の万能植えっぱなし名脇役3選
  4. 【番外編】我が家の植えっぱなし夏の花壇
  5. まとめ

【ニーハイ丈】夏の花壇おススメ植えっぱなし宿根草2選

靴下みたいな表現ですが・・・ひざ位の草丈の花のことです。

通常花壇の中段~後段に配置しています。ただし、宿根草や多年草のみ。

一年草を最前列以外に植えると手入れが大変だからです(汗)

植えっぱなしエキナセア【6月~9月】

最近では色々な形・色のものが開発され、バリエーションが豊富なので選ぶのも楽しいはず。

ひとつひとつのお花が可愛いので、切り花やドライフラワーにして楽しむのもまた一興。

花期は長く、次々を花を咲かせてくれるのが嬉しいお花です^^

夏におすすめの宿根草:エキナセア・マンゴー

↑エキナセア『マンゴー』。明るい黄色が花壇を毎年明るくしてくれます。

↑エキナセア『シャイアンスピリット』。ナチュラルかつ華やかな色合いで、花色の変化を楽しめます。

エキナセアには、ハーブとしての効果・効能が認められていますが、現在出回っている品種の多くは園芸用に品種改良されているもので、その効果・効能は期待できません。

ハーブとして利用する目的も兼ねる場合は、北米原産であるパープレア種、アンギスティフォリア種、パリダ種、テネセーンシス種など9種類のエキナセアの中から選ぶようにしましょう。

私は、ハーブの類はタイムやローズマリー等に任せてエキナセアは観賞用と割り切り、今後下記品種の導入を目論んでおります!

三常農園のいのしし

かわいすぎっぺ!?!?

植えっぱなしコレオプシス【6月~10月】

暑い夏も次々と花を咲かせてくれます。露地植えでも越冬、夏越しできる宿根タイプで、花期が長い優秀品種。草丈も高すぎず低すぎす丁度良く、倒れにくいので◎。

ただし、品種によっては1年草として割り切る必要のあるものもあるため、購入時には確認が必要です。

夏におすすめの宿根草:コレオプシス・ガーネット

↑コレオプシス『ガーネット』。こちらは植えたばかりの写真ですが、株は毎年大きく立派になっていきますよ。

三常農園のいのしし

すべての花に言えることだげども、花殻とってあげっといっぺー咲くし病気にもなりにぐいの。んで、見た目も綺麗だかんね。どんだけサボってもそれだけはやんだ、あだし。

【低草丈】夏の花壇おススメ植えっぱなし宿根草4選

草丈が低いため、花壇の後方に配置すると最悪見えないまま終わってしまいます・・・。

最前列は常に季節毎の旬な一年草で鮮やかにしたいところですが。

そんなキャパのないワタクシは、常緑の宿根草や球根を使って一年草を使うエリアを最小限にしております・・・(笑)

植えっぱなしガーベラ『ベンガル』【4月~11月】

地植えだとなかなか難しいと言われているガーベラですが、この『ベンガル(フマキラー社)』は花期が長い上に真夏も元気に咲いて花壇に彩りを与えてくれるというありがたい品種。

一輪だけでもかわいいので、切り花としても大活躍。

葉も常緑なので、『植えた場所を忘れて掘り起こした・・・☠』なんていう悲劇も起こりづらい◎

夏におすすめの宿根草:ガーベラ・ベンガル

↑ 子育て日記は、Instagramにつらつらと書き綴っております。

露地植えでの栽培がなかなか難しかったガーベラですが、最近は改良が重ねられてその壁を乗り越え、更に可愛いガーベラが世に出てきています。暑さにも寒さにも、病害虫にも強いガーデンガーベラ、また更に導入検討中です^^

三常農園のいのしし

まぁ~一輪の迫力がすごいから、やっぱり花を咲かせるのにエネルギーも必要。やっぱ液肥はたまにあげた方が花付きが良いべねぇ。

植えっぱなしヤブラン(リリオぺ)『モンローホワイト』【8月~10月】

紫色の花で斑入りのヤブランがメジャーですが、このような白いヤブランも可愛いですよ。モンローホワイトは、斑入り&紫色のヤブランよりも開花期が早いです。

我が家ではお盆明け位に咲き始め、長い間花を楽しませてくれます。

シルバーリーフと組み合わせ、お花がない時期もデザイン性のある花壇を狙っています( *´艸`)

夏におすすめの宿根草:ヤブラン・モンローホワイト

植えっぱなしゼフィランサス(たますだれ)【6月~10月】

花壇に植えた樹木の根元などを中心に、球根を忍ばせてあります。

とっても強健なので、植え方が多少雑でも毎年必ず花を咲かせてくれるありがたい子達・・・。

こちらは薔薇の根元に植えたゼフィランサスの白&ピンク。

夏におすすめの宿根草:ゼフィランサス(たますだれ)

昨年から少しずつ球根を増やしています。植えてみて思ったのですが・・・花持ちは良くないので、沢山の球根を植えて群生させた方が、花が途絶えず迫力もあっておすすめです^^

タマスダレも色々な品種が出ていますね。今年は少し変わった品種も混ぜ込んでみようかと思案中です🎵

植えっぱなしガザニア【4月~10月】

関東以西では、冬越しできます!半日以上日光の当たる場所に植え付けてあげてください。

過湿に弱いので、乾き気味に育てるのがコツです。下の方の枯れ葉は取ってあげましょう。

冬に一度葉をのこしつつも元気がなくなっても、4月下旬頃には必ず花を咲かせてくれます。

PW:ガザニアビーストカナリアスマイル

こちらは、PWのガザニアビースト・カナリアスマイル。

半日陰花壇ですが、しっかり花を咲かせてくれました^^(カナリアスマイルのシルバーリーフバージョンはコチラ

ところで、ガザニアって、色も花もド派手なイメージありませんか?

真っ白で可憐なガザニアもありますよ。

シルバーリーフの品種もあったりします。ガザニアは常緑なので、花が咲かない時にも引き立て役として花壇に変化を与えてくれますよ(真冬と真夏はちょっと元気なくなりますけどね><)。

\カナリアビーストのシルバーリーフバージョンはこちら!

常緑夏の万能植えっぱなし名脇役3選

ここでは、夏の花壇では葉だけで脇役として活躍してくれるけど、他の季節に素敵に花を咲かせてくれる万能な宿根草をご紹介します。

三常農園のいのしし

もちろん、植えっぱなしだかんね!!!

植えっぱなしベロニカ【3月~5月】

春には青紫の小花をいっぱいに咲かせてくれるベロニカ・オックスフォードブルー。

常緑ですが季節によって葉の色に変化があり、花だけでなく葉も楽しめる優秀なグラウンドカバープランツ。我が家では、花壇の縁取りの一部に使用しています。

おすすめの脇役常緑宿根草:ベロニカ・オックスフォードブルー

ちなみに、斑入りバージョンのベロニカ・ミッフィーブルートは冬に葉が紫色になってとっても可愛いのですが、ベロニカ・オックスフォードブルーに比べて弱めです。

ワタクシの様に少々手抜きしても大丈夫な方を選びたい方は、オックスフォードブルーを強くおススメいたします( ̄▽ ̄)

おすすめの脇役常緑宿根草:ベロニカ・オックスフォードブルーの初秋

↑ 9月初旬に撮影。春夏の葉はグリーンですが、気温が低くなるにつれ銅葉になっていきます。右の白い石は、子供達が飾っていったのでしょう・・・( *´艸`)

\ グラウンドカバーや花壇の縁取りに大のおすすめです! /

植えっぱなしローダンセマム【4~5月】

シルバーリーフの可憐な葉っぱもかわいいローダンセマム・アフリカンアイズ。

痩せ気味土サラサラの玄関前花壇ですが(笑)、毎年春にブーケ状に花を咲かせてくれます。

おすすめの脇役常緑宿根草:ローダンセマム・アフリカンアイズとイベリス

こちら4月下旬です。ローダンセマム・アフリカンアイズが咲き始める時、イベリスは満開期後半といった感じでしょうか。

おすすめの脇役常緑宿根草:ローダンセマム・アフリカンアイズとイベリス。チューリップとも相性◎

4月上旬はイベリスが満開!このイベリスも、アフリカンアイズと共に万能脇役としておすすめです🎵

ちなみに夏はイベリスの緑の葉と、アフリカンアイズのシルバーリーフ、ヘデラ・ホワイトベールのグリーンブーケになります。常緑って本当に便利です。

とっても便利でかわいいローダンセマムですが、アフリカンアイズはじめ様々な品種があります。中には夏越しできなかったものもあるんですよね・・・。ご自宅の花壇環境にどれがなじむか?是非試してみてくださいね。花後の剪定がとても大切です!

植えっぱなしコンボルブルス【4~5月】

ニーハイのシルバーリーフで、クリーム色のかわいいお花を咲かせるコンボルブルス・スノーエンジェル。先ほどご紹介したローダンセマム・アフリカンアイズと同じく痩せた乾き気味の花壇にしっかりと定着している強健さんです。

おすすめの脇役常緑宿根草:コンボルブルス・スノーエンジェル

少し高さがあり、常緑で植え替えの必要がないので、花壇スペースの中央~奥に配置しています。伸びすぎると倒れやすいので、花後にしっかり剪定したり、フェンス風のピックで倒れるのを防ぐのも◎。

【番外編】我が家の植えっぱなし夏の花壇

景色だけでなく、夏の生活を豊かにしてくれる植物も。

植えっぱなしローズマリー【11月~5月】

一本仕立てにしてガスメーターを隠す&ハーブとして通年利用で一石二鳥!

花はサラダ等の飾りに、剪定した葉はリースにしたり、香りを楽しんだり、料理に利用したり・・・大活躍です。

我が家のローズマリーは、矮性のディープブルー。

乾燥にも強く、昨今の猛暑でも元気で花を狂い咲きさせるほど(笑)

一家に一本ローズマリー。

※一本仕立て以外にも魅力的な仕立て方が沢山あるのですが、そちらについては『【トピアリーにおすすめ!】シンボルツリーにも◎庭木ランキングーお庭を可愛くおしゃれにイメチェン』をご参照ください。

夏に活躍する植物番外編:ローズマリー

植えっぱなしブラックベリー【6月~8月】

ブラックベリーは6月から8月にかけて、花~収穫と夏を見事に楽しめる手のかからない果樹の代表格!果実は美味しく栄養満点(ブラックベリーについて詳細は、『美容に効果絶大!ブラックベリーで美味しくアンチエイジング。三常農園おすすめレシピもご紹介。』をご参照ください)!

ただ、発育旺盛につき地植えにする場合は、スペース確保や誘引のためのトレリスの仕様おすすめいたします。

夏に活躍する植物番外編:ブラックベリー

当園で栽培している厳選品種『トリプルクラウン』は、トゲなし!大実!の甘い品種(´艸`*)

苗木をご要望の方は、メルカリShopsヤフオクマルシェルをご利用いただくか、直接お問い合わせください^^

植えっぱなしいちじく【8月~10月】

無花果というだけあって花はありませんが、夏に美味しい実が収穫ができます!

こちらはビオレソリエス(秋果)。

鉢植えなのにサボり気味につき、水不足で実が大きくなりませんでしたが・・・甘い!

夏に活躍する植物番外編:いちじく・ビオレソリエス

実を大きくするためには、実を付けてから水不足にしないことが鉄則。立派ないちじくの収穫を目指すのであれば、他にくらべて少し手はかかるかもしれませんね。

三常農園には、十数種類のいちじく厳選品種を栽培しております。厳選品種の食べ比べについては、『【いちじく秋果徹底比較】美味しさ色々食べ比べー自家栽培がベスト?お気に入り品種をみつけよう!』をご参照ください。また、苗木をご要望の方は、メルカリShopsヤフオクマルシェルをご利用いただくか、直接お問い合わせください。

まとめ

フェイジョアは実を付けはじめ、ポポラスやプリペットは芽吹いて黄緑色がかった新芽が・・・

暑い夏に咲く花も、そうでない植物も、花壇の中でそれぞれがそれぞれのペースで着実に成長を続けています。

適度に手抜きして、ガーデニングを楽しもう!

一年中花ばかりで花壇を埋めようとするとなかなか大変。「時間がない」、「花壇が荒れ気味」・・・とお悩みの方は、是非カラーリーフや果実、あるいはオブジェなども上手に利用して、「計算された手抜き」をしていきましょう!

そうやって少しずつ作り上げていき、一年中心に余裕をもって様々な角度からガーデニングを楽しめる花壇・お庭にしていけたら良いですね。

最後に、、、

植えっぱなし~手抜き~とはいえ、花壇や庭を綺麗に保つにはある程度観察と適切なケアは必須(具体的には、【目指せ!植えっぱなし美花壇】綺麗に長持ちの秘訣とは?宿根草/多年草を毎年楽しむために必要なこと6選をご参照ください)。

真夏の様に環境的に厳しい時には、ご自分の理想とキャパに応じた『必要最低限のケア』を抑えて作業しましょう♪

三常農園のいのしし

暑さが厳しい昨今は特に、涼しい朝晩の水やりが鍵にもなんだ。この子達はズボラでも生き残ってくれっけど、できることならしっかりできたほうがより彩り豊かに咲いてくれっかんね。自動散水機を検討してもいいかしんねーね(筆者おすすめの自動水やり機については、『【長期旅行/水切れ防止】夏の彩りは水やりで決まるー自動水やり機5選ー留守中安心!電源タイプ別メリット・デメリットも』をご参照ください)。

三常農園のいのしし

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