「イエローキャップをゲット!まだ7月!よし、9月の卒業に間に合う急げーっ!」と意気込んで資料を見るも愕然。なんと『卒業準備課題のPreGraduation1,2を卒業課題を応募する年の7月末までに終了していること』という項目が、卒業課題応募資格の中に。…ということで、小4息子のDWE卒業課題は、しぶしぶ丸一年かけてじっくりのんびり行うことになったのですが、なんとそれが以外に良かったというお話。この記事では、卒業(準備)課題の合格率を上げるために必要なことと、卒業課題に時間をかけることのメリットを実体験に基づきご紹介したいと思います。
*応募資格等の情報は、全て2024年度のものです。ご了承くださいませ。
DWE卒業課題応募資格をチェック!
全ての色のキャップをゲットしたら即卒業課題に移れると思ったら大間違い!
DWE卒業課題に応募するには、『卒業準備課題(PreGraduation)』という名の課題1~2に合格しなければなりません。さらに、この卒業準備課題には期限があり、卒業課題を提出する予定の年の7月までに合格をもらう必要があるんです。
冒頭でもお伝えしましたが、筆者の場合これが完全に頭から抜けており息子のCAP卒業は1年先送りとなりました。ライムキャップやイエローキャップに入ったあたりから、お子様と卒業に向けて大体のスケジュールを立てておくと、筆者のような凡ミスをすることはないでしょう!
卒業準備課題以外にも条件があるので、ここでまとめておきますね。
DWE卒業課題応募資格
- DWEをワールドファミリーから正規購入していること
- 中古品や譲渡品をご使用の場合は不可
- 全てのDWEレッスンを終了していること
- Step by Step Book1~Book12
- 全CAPを取得し、卒業準備課題のPreGraduation1,2を(卒業課題を)応募する年の7月末までに終了していること
- 2024年に卒業希望の場合、2024年7月までに卒業準備課題をパスする必要があります
『すべてのDWEレッスンを終了している』というのは、全ての歌や単語にPASSしている必要があるという意味ではないみったい。CAPをもらってそのカラーのレッスンに対して総合的に合格をもらっていればOK。・・・全部完璧にOKもらうことに越したことないだろうけどもね。
卒業準備課題(Pre Graduation 1, 2)の内容をチェック!
『卒業準備課題をこなすのには、一体どの程度の時間がかかるのか?』見当を付けて置くこともできるので、内容を予め見ておくと良いです。
私の場合、卒業を検討した段階で卒業準備課題の存在や期限に初めて気付いたこともあり、お姉ちゃんは短期間で集中して取り組み、弟は卒業課題含め丸一年かけてガッツリやり込むこととなりました。
どちらにせよ、突然決まるよか予定していた方がいがっぺ。
卒業準備課題は、簡単に言えばカード45枚に記載されている文章を順番通りに全て覚えて録音すればOK!言葉にすると非常に簡単に見えるのですが、一文一文が長いものがあったり、発音が難しいものがあったり、低年齢であればあるほど苦戦すると思います。
我が家が取り組んだのは、お姉ちゃん6年生、弟4年生だったので、無理なく手もかからずに無事終了!子供達が自分で音声をカードで発音を確認して、リピート練習。毎日一回通すというレベルのかなり細々練だったけども、一ヶ月経ったら全部覚えてたよ。早くはないけどいい感じに力抜けてて良い感じだっぺな。
このように、筆者の子供達の場合は小学校中高学年での課題提出だったため、筆者自身の手間や労力は【カードとプレイメイトを出しておくだけ】、習得期間も【細々とでも一ヶ月弱】で済みました。しかし、取り組む時期が低年齢であればあるほど、基本的には保護者の方の労力とお子様の努力も+αで必要になると推測します。
次章では、具体的な内容を見ていきます。すでに内容をご存じの方は、『卒業準備課題・卒業課題の合格率を上げるために必要なこと』に移動していただければと思います。
卒業準備課題: Pre Graduation 1の内容
卒業準備課題1は、BOOK11の『The Mystery of the Missing Peanuts』より。25枚のカードを暗唱していきます。
The Mystery of the Missing Peanuts
No.460~485のTalkalong Cards (“The Mystery of the Missing Peanuts”のストーリー・カード)を全部覚えて順番どおりに録音する
- 460 Mickey the Zookeeper went to the shed to get breakfast for the animals.
- 461 He took his key out of his pocket and unlocked the door.
- 462 The peanut bags were open, and some of the peanuts were missing !
- 463 Mickey called Detective Goofy on the telephone.
- 464 Detective Goofy looked everywhere for clues.
- 465 The thief must have come in through the hole in the wall!
- 466 The elephant couldn’t have taken the peanuts.
- 467 The giraffe couldn’t have been the thief,either.
- 468 Goofy hammered a lot of nails into the wall.
- 469 He wound string around the nails.
- 470 He tied a bell to one end of the string.
- 471 He tied the other end of the string to the peanut bag.
- 472 He poured blue paint in front of the hole.
- 473 Goofy went to sleep and waited for the thief to come to the shed.
- 474 That night-very quietly-the thief came to the shed.
- 475 The bell crashed to the floor and woke Goofy up.
- 476 There were eight footprints in the blue paint.
- 477 The octopus might have taken the peanuts.
- 478 The octopus wouldn’t eat a peanut.
- 479 Two animals could have made the eight footprints.
- 480 Goofy saw blue paint on Chip and Dale’s feet.
- 481 Chip and Dale took the peanuts! They were the thieves!
- 482 Chip and Dale brought the peanuts back to Mickey.
- 483 Mickey made Chip and Dale his helpers.
- 484 Chip and Dale swept up empty peanut shells from the ground.
- 485 When they finished, Mickey gave them all the peanuts they could eat.
卒業準備課題: Pre Graduation 2の内容
卒業準備課題2は、BOOK12の『The Sorcerer’s Apprentice』より。25枚のカードを暗唱していきます。
The Sorcerer’s Apprentice
- 486 Once there was a very great sorcerer who had a magic hat.
- 487 The Sorcerer had a helper named Mickey.
- 488 Mickey swept the floor with a broom.
- 489 He chopped the wood with an ax.
- 490 He went to the well for water.
- 491 He worked and worked until he was very tired.
- 492 If I had the Sorcerer’s magic hat, he thought, I wouldn’t have to work.
- 493 One day, the Sorcerer went out without his hat.
- 494 Mickey put on the Sorcerer’s hat.
- 495 He told the broom to work, and the broom started to work.
- 496 While the broom was working, Mickey fell sound asleep.
- 497 A big splash of water woke Mickey up.
- 498 There was water everywhere, and the water was very deep.
- 499 Mickey chopped up the broom into small pieces of wood.
- 500 All the pieces of wood started to move.
- 501 All the pieces of wood turned into brooms.
- 502 All the brooms kept on pouring water onto the floor.
- 503 Mickey didn’t know how to stop the brooms.
- 504 The Sorcerer came back and made the brooms and the water disappear.
- 505 Mickey went back to work.
卒業準備課題・卒業課題の合格率をあげるために必要なこと
卒業準備課題・卒業課題に共通して必要な合格率を上げる要素を以下にまとめました。
これができれば合格率アップ!
- 音の繋がりに注意する
- この部分は、聞いたままをリピートする能力に長けた幼少期のお子様の方が上手だったりします。しっかり読む力が付いてくると、本来単語同士が連結して発音される個所(リンキング)を区切ってしまうことも。「ちょっと違うな」と思ったら、そこは敢えて繋がっているから「カードの音声の真似をそのまましていいんだよー!」と伝えていきましょう。より英語らしい仕上がりになります。
- 意味の区切りを理解して読む
- 英検3級以降の面接でも評価されていく部分です。基本的にはカードの音声の通りに。一気に話すことが難しければ、意味の区切りで発音していきましょう。
- イントネーションを大切に
- 英語らしい音程、抑揚をつけて読み切ることが大切です。せっかくカードの音声があるので、文章覚えた後も文章を目や指で追いながら必ずカードのモノマネをするように練習していきましょう。
- 自信を持って取り組む
- 英語を話す時最も大切な要素として「confidence(自信)」があります。相手に伝わるように、はっきりと自信を感じられるような音声を録音&提出しましょう。
- 急いで無理矢理提出しない
- 本人が「完璧!絶対受かる!」というくらい自信を持った状態で録音&提出する決めると、より時間をかけて完成度を上げることができます(合格率もアップ!)。ただし、なんとなくやったりやらなかったりを繰り返すのではなく、提出の目標日を決めて少しずつでも毎日を続けるのがコツです。
卒業準備課題と卒業課題に時間をかけることのメリット4選
私自身、ササッと卒業しようと一時思っていた人物ではあるのですが…。
振り返って思うのは、【あの時ササッと卒業しなくて良かった】ということ。以下に具体的な理由を4つご紹介したいと思います。
リーディングスキルが身に付き英検を視野に入れられる
リーディングスキルは、ある日突然身につくものではありません。毎日コツコツ文字情報をインプット&アウトプット(音読)して徐々に身につくものです。
ですから、卒業準備課題と卒業課題のリーディングパートだけこなして満足するのではもったいない><
Step by Step1~12のすべてのお話を読める状態で卒業すると、DWEを卒業した後もより様々な文章に対応できるようになるでしょう。
保護者の方が英語が苦手でも大丈夫です。テレフォンイングリッシュのリーディングレッスンやストレートプレイDVDを利用して、文章を指さしながら音を聞く練習→ 一緒に読む練習を繰り返すだけでOK。
小4の弟は、DWEの卒業課題と並行して英検5級から始まり現在英検4級の問題集を解きつつ文法理解を深めています。並行するのに無理なく丁度良いレベルであると感じます。
「うちは細々とやっていたから~」という会員の方も大丈夫。我が家がそのタイプです。細く、しかし途切れずに長く。
それでも、リーディングをサボらずに行えば、英検にチャレンジするだけの英語力は必ず身につきます。問題を解くにはまず、読めないといけないですからね><
\4級は、中学校2年生程度文法理解が必要。子供が自分で進められる教本が◎/
\4級は、中学校2年生程度文法理解が必要。子供が自分で進められる教本が◎/
\3級は、中学校3年生程度文法理解が必要。子供が自分で進められる教本が◎/
DWEの思い出としてずっと残る映像のクオリティが上がる
音声のみでの提出も可とされていますが、ずっと残して後で振り返想い出としては、映像があった方が良いと思いませんか?
その映像と成果物のクオリティが高ければ高いほど、「お!やるじゃん!がんばったじゃん!小さい頃の僕/私!」となるわけです。振り返るだけで上がる自己肯定感◎。
因みに、ライムのBOOK7で登場するハッピーヒッポを連想させるような良いお菓子もあります(しかも美味しい♥)🎵お子様のDWE時代の良き思い出作りに利用されてみてはいかがですか?
自信を持って卒業した方が本人の達成感と成功体験に繋がる
小4の7月に今年度中に卒業できないと知って「あぁ、あと丸一年会員費を払わなければならない」なんてショックを受けたことは紛れもない事実です…。
しかし、2ヵ月足らずでペペペッと卒業課題を仕上げて卒業できたとして、「それが息子の何になるのだろうか?」と考えなおしました。1年早くDWEを卒業したところで英語学習は続くのです。
そうであれば、「ぼく、1年かけて完璧に仕上げたよ!卒業できる自信ある。絶対合格できるよ!」という状態まで持って行ってから卒業した方がよっぽど彼自身の血となり肉となる成功体験になるのではないでしょうか?
ゆとりを持ってDWEのサービスを利用できる
DWEのサービスは、全色のCAPを獲得した後も利用できます。
おすすめのDWEサービス
- テレフォンイングリッシュ
- テレフォンイングリッシュは、「Reading Lesson」や「Free Conversation」がおすすめ。「Free Conversation」レッスンの場合は、電話をかける前に先生と話したいテーマを決めて、ある程度言い回しを確認しておくとTEの時間がより充実したものになります。加えて、先生への質問を必ず一つ考えておくと更に良質なコミュニケーションが楽しめるでしょう。
- WF Club Library
- アメリカの子供たちに最も親しまれている出版社であるHighlights社が提供する電子書籍から選りすぐりの作品を楽しめるんです!レベルや興味に応じた絵本を音読しています。発音の確認できますし、読書の後にはQ&Aで理解力チェックもできます。読書が完了すると習得した単語の累計数も記録され、ロードマップも確認できるので非常に達成感があります。日本のEテレみたいな内容の動画も視聴出来てとても面白く、卒業した娘だけでなく、当時小学校低学年だった息子も楽しんで利用していました。
- 難易度の高いイベントにチャレンジ
- CAP KIDSなどの少人数イベントに参加することをお勧めします。通常のイベントに比べ発話量も格段にUP!先生方とより近くで長くコミュニケーションを取ることが出来ますし、スピーチをしたりとチャレンジングな体験もすることができます。
- 英検にチャレンジ
- DWEを卒業を検討する頃には、ジュニア英検ではなく、英検にチャレンジできるほどの英語力が十分身に付きます。英検の資格級をGETすると、WFCの情報誌にお名前が掲載されるのですが、それが嬉しい様です♪ 様々な考え方がありますが、筆者は小学生のうちに英検にチャレンジすることをおすすめします(理由は、『【英検】あせらなくてOKは嘘?小学生の内に取得が吉ー中学生は忙しいー教科化された小学生英語体験談』をご参照ください)。
WF Club Libraryは、ワールドファミリークラブに入会してから72か月(6年)以上の会員が利用できる新しいサービスだっつってたよ。
まとめ
ものごころつく前に始めたDWE。『気付いた時にはいつもすぐそばにいた』そんな存在。
現在中2のお姉ちゃんは小6の時に卒業。決して早い卒業とは言えませんが、DWEのお陰で中学2年現在でも英語だけは苦労していません。彼女のなかでDWEは、それだけ生きています!
【DWEを卒業できた】という一つの目標達成も、きっと本人の中で英語に対する自信につながっているのではないでしょうか。くじけそうな時(あるいは、面倒くさくなった時)も卒業せずに退会だけは思いとどまってくださいね。
英語はそもそもずっと継続学習が必要。DWEを続けていると、幼くして卒業していくスーパーキッズ達を沢山目の当たりにする機会がありますが、もしそうなることに無理がある様であれば、焦らずにゆっくり各ご家庭のペースで良いと私は思います。毎日少しずつでも良いから、継続することにフォーカスを当てて是非お子様との時間を楽しみながら歩んで行ってくださいね。
英語学習の最終目標はDWE卒業ではありません。英語を一つのツールとして、自由自在に操れるようになることです。大切なのは、【いつ卒業するか】ではなく、【どう卒業するか】✨そして、この先に【どう繋げるか】であると私は信じています。
ちなみに、卒業式は事前準備をしっかりしてから出席することをお勧めします。卒業式については、『【ディズニー英語システム】DWE卒業式どうだった?より楽しむための準備は?卒業後はどうするの?』をご参照ください!
中には、DWEと英会話教室を並行して利用されているご家庭も多くいらっしゃるべ。英会話学校のコスパを爆上げする方法は『こども英会話教室は意味ない!?「英語習って良かった!」親が実践していること6選』を読んでみてくだせぇ!🎵