こどもの英語早期教育やこども英会話教室について「意味ない」という情報を耳にしたことがある方いませんか?実は、親次第でこどもの英語学習を有意義なものにするのも無意味なものにするのも可能なのです。この記事では、我が子が過去を振り返った時に「あの時英語やってて良かった!」と言えるような【今(あの時)】を過ごせるように親がすべきことを6つに絞ってご紹介します。
おら絶賛英会話講師として従事中&小中学生英語教育しつつ子育て中!そしてオラ自身は大学生の時に自らを英語漬けにして英語を習得しただ。
英語の時間を楽しい時間にできている
英語の時間を楽しい時間に出来ている場合、当然ですが「英語を習って良かった」という親御さんがほとんどです。
お子さんは英会話教室の時間を楽しんでいますか?
英会話教室の先生のことが好きですか?
子供は、基本楽しくないと続きません。「必要な事だから」「大事なことだから」と言って好きでもない楽しくもない事に日々取り組み努力を重ねることは、大人にだって難しいものです。
では、おうちでの英語時間はいかがでしょうか?
英語の歌を口ずさんだり、英語学習用のDVDを鑑賞したり、身近にある英語に反応したり…英語が関係する何かをするときに楽しそうにしていれば100点です。
とはいえ、英語も長く続けていると、「このDVDは飽きた~」「日本語にして~」等、子供からちょっとがっかりするようなコメントを聞くこともなきにしもあらず。
そんな時は、Youtubeや図書館の本など他の教材を使っても良いので、少し違う切り口から英語に触れさせてあげてみてください。そして、その時間を笑顔で共有してください。
英語に触れる時間に少しでも多くの「楽しい!」を感じさせてあげることが大切です。
英語を楽しくさせる親の声かけ
- レッスンでどんなことしたの?(嬉しそうに聞く)
- 頑張ってるね、偉い!(がんばりを褒める)
- そんなこと分かるようになったの!?すごい!(成果を褒める)
- ママに教えて!(子供に先生役をさせる)
- 今度ディズニーでプリンセスに声かけてみようよ!(実生活に結び付けてみる)
孔子も論語にて言ってっペ!『之を知る者は、之を好む者に如かず(知っているだけより、好きになる方がよい)。之を好む者は、之を楽しむ者に如かず(好きなだけより、楽しむ方がよい)』要は、上達するには楽しむのが一番っつーことだべ!
親自身も英語に興味を持つ
「自分が出来ないから、子供には同じ苦労をさせたくない…」と、子供への英語早期教育を決断されるご家庭は少なくありません。そして、そのようなご家庭には、「習うのは子供。私は英語苦手だしノータッチでお願いします」というご家庭もまた多いのが事実です。
ご自分が例え苦手でも、【興味を持つ】ことを忘れないようにしましょう。
私は幼少期に光GENJIが好きだったのですが、「どの人が一番好きー?」と、母親にも祖母にも友達にも聞きまくっていました。そんな時、「そうだなぁ、この人がかっこ良いい!」というような真剣な回答に最もテンションが上がり、「興味ない」という回答に凄まじくしらけたものでした(笑)
自分が興味のあることに寄り添って興味を持って話をしてくれると、とても嬉しいものです。
もしも英語について何かしら質問されても、教えようとしなくて大丈夫です。「えー、それって何て言うんだろう。先生に聞いてみようか!」「なるほど!本当だね!」「どうしてそう思ったの?」等と、お子様と同じ目線で興味を持つようにするだけで十分なのです。
大好きなお父さんお母さんが「自分が勉強している英語と、英語を頑張っている自分」に興味を持っているということは、英語を頑張っている自分を肯定的に見ることに繋がるっつーことだな。逆に、例えば英語教室の話を片手間で聞いて興味なさそうにしていると、頑張る気も失せるってこったな。
宿題を忘れないようにする
宿題は非常に大切です。
宿題を毎週忘れずに提出するか否かで一年後の習得度合いに凄まじく差が開きます。
正直、週一回一時間のレッスンのみで英語を習得することなど不可能と言っても過言ではありません。
宿題と自主学習を行って初めてレッスンにレッスン以上の効果を期待できるのです。
例えば、毎週1ページの宿題を毎回欠かさずやってくる子と、1ヵ月に一度、溜まった宿題をいっぺんに終わらせてくる子がいたとします。こなした宿題の量は変わりませんが、結果的に力が付くのは確実に前者の【宿題を欠かさずできる子】。
前者のような子にするには、宿題の確認を必ず前日に行ったり、習慣が定着するまで一緒に進めたり、ある程度ご両親のお力が必要です。その過程においても、自分で出来た部分を褒めたりしながら手を貸し、時に手を放しながら徐々に自分で出来る様にさせていきます。
初めから全てを幼い子供に任せて、やってないことが発覚してから「なんでやってないの!」と目くじらを立てて怒るのはちょっと違うのです・・・。
教室以外でも英語に触れられる環境を作る努力をしている
ご家庭でも英語に触れられる環境を意識的に作られていると、「英語やってたから分かって嬉しい!」「英語やってて良かった!」と感じる場面が必然的に増えます。
また、そう感じる場面が増えると、英語をもっと学びたい!上手になりたい!という意欲も湧いてくるものです。
自分が英語を話せないから自宅で英語環境を作ろうとしても意味ないと諦めたり、全てを英会話教室で完結させようとするのはとてももったいない事です。
ここで、ご家庭でできる親の努力の具体例を8つご紹介します。
【親の努力】もくじ
- 親の努力1:海外のアニメを見る
- 親の努力2:英語ネイティブと交流する機会を作る
- 親の努力3:通っている英会話教室以外の英語イベントに参加してみる
- 親の努力4:海外アーティストのライブに行く
- 親の努力5:オンラインレッスン等を活用してみる
- 親の努力6:海外のYoutube番組を見てみる
- 親の努力7:洋書を取り入れてみる
- 親の努力8:洋楽を取り入れてみる
親の努力1:海外のアニメを見る
幼児から小学校低学年の子達も楽しめるペッパーピッグ。私達に馴染み深いアメリカ英語ではなくバッキバキのイギリス英語ですが、会話もゆっくりめなのでとても聞き取りやすくおすすめです。
キャラクターも可愛いので子供達も食いつきやすいです。
かわいいグッズも出回っていますよ^^
親の努力2:英語ネイティブと交流する機会を作る
日本も国際職豊かになってきました。幼稚園や保育園にハーフのお子様いませんか?
職場にネイティブの方いませんか?
いたら異文化交流のチャーンス!
私自身は、ご近所さんや前職の同僚にネイティブの方がいたり、妹の旦那様がベルギーのお方。意識的に機会を作っては英語がこんな風に使えるんだよ~と、さりげなくアピールしています。
あるいは、浅草などインバウンド旅行客が多数訪れる場所に行って雰囲気を楽しむのもあり。もしかしたら、道など聞かれてしまうかもしれませんよ♪
そこでポイントなのが、失敗を恐れない事。
親自身が英語で上手く意見を言えなかったとしても、気にしない。むしろ、それでも恥ずかしがらずに一生懸命伝えようとする姿、そしてコミュニケーションを楽しむ姿をお子様に見せてあげてください。
親の努力3:通っている英会話教室以外の英語イベントに参加してみる
お友達の通う英会話教室のイベントでも地域の国際交流イベントでも何でも構いません!
知人がいなくとも、日本におけるホ―ムステイのホストファミリーに名乗りを上げる手もあります。
地域新聞や小中学校のお知らせメールに常にアンテナを立てておくと、各種国際交流が望める機会は結構あるものです。
自ら海外へ親子留学して異文化交流を楽しんでくる手もありますよ。
どんどん参加していきましょう。
親の努力4:海外アーティストのライブに行く
子供の参加できる昼間、そして子供の印象に残る間近での迫力あるライブ、実はあるんです!!
デイタイムライブとか、アフタヌーンライブとか言われてるヤツだな!ジャズバーも今やお昼から空いてんのけ!
英語×生演奏なんて最高に贅沢な情操教育になりますよね。
チャリートさんはおすすめのジャズシンガーです✨一流のインストとのコンビネーションを大人も一緒に満喫できますよ。
親の努力5:オンラインレッスン等を活用してみる
今や英会話を学ぶ手法は本当に様々!
なんとゲームで遊ぶ時間をそのまま英語の時間にしようという画期的なオンラインレッスンまで存在します(ゲームの世界で学ぶオンライン英会話スクール【eスポーツ英会話】。 )。
英会話教室と併用して相乗効果を図るのもアリかなと思っています。
\ 一見の価値あり!! /
親の努力6:海外のYoutube番組を見てみる
こちらは息子の好きな海外ユーチューバーの一人『アウトドアボーイズ』。
ナチュラルスピードで会話が繰り広げられるので、全ての英語を拾うのはなかなか大変ですが、英語は耳から入ってきますし、何より映像から得られる情報にものすごい迫力があるのでそれだけで楽しめます。
親の努力7:洋書を取り入れてみる
ご自身が英語を話せなくても大丈夫。
音声付きの洋書も多数販売されています。
『【英語絵本読み聞かせ】公立小学校3年生4年生におすすめの英語の絵本3選』では、主に英会話教室に通っていない公立小学校3~4年生向けの英語の本をご紹介しています。
英会話教室にお通いのお子さんでしたら、幼稚園(保育園)生のうちから馴染める内容となっていますので、是非ご参照ください。
親の努力8:洋楽を取り入れてみる
通っている英会話教室や購読している英語教材のCD・DVDを見て聞いてほしいのは山々ですが、長く使っていれば飽きるのはしょうがない!飽きない方が心配ってなもんです。
飽きた時には他で補填するべし。また教材に戻れば良いのです。
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我が家では、アレクサと連携して常に洋楽(時にBBCやCNNニュース)が耳から入るように意識をしています。
「今流行りの洋楽流して♪」→ 英語圏の流行りを取り入れる
「ジャズボーカル流して♪」→ ジャズスタンダード曲のボーカルは、現代の洋楽よりも英単語の一語一語が聞き取りやすいので流しています(個人的にジャズ好きなのもありますがw)。
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子供のやる気がない時も受け入れて継続できる
そんなにやる気ないなら英会話教室やってても意味ないじゃん。
ー 英語を長く続けていると、そう感じることは少なくとも一回や二回はあるものです。
ヒステリックになって「もう辞めれば?」
意気消沈して「意味ないね…」
なんて言わずに…
さりげなく英語のCDや洋楽を流したり静かなインプットの時間に当てて様子を見る。
どんな些細なことでも褒める。
頑張っていることを励ます。
やる気がない時は、細くでも続けさせてあげる心の余裕を持つことが大切です。
英会話習得の一番のコツは、「諦めないで辞めないで、続ける!!」に尽きます。ただし、「無理をしないで」というのもポイント。
英語は、大人になるまで嫌でも付きまとうものです。幼いうちから無理強いして嫌いにしてしまうなんてことは、絶対に避けなければなりません。
まとめ
最後まで目を通していただき、ありがとうございます!
「英語は毎日少しずつ」の積み上げがとても大切です。
特に幼少時の一歩一歩は大人にしてみれば小さな一歩の繰り返し。
「これで力になっているのかな?」と疑問に思ってしまうことも少なくないでしょう。
でも必ず、振り返った時に大きな力になっていることに気付きます。
体験を通して保証いたします。
その小さな一歩を日々踏み出し続けられるかが、未来に大きく繋がっていきます!
「英語やってて良かった!」一人でも多くのお子さんが、将来そう言えると良いなぁと思っています。