ガザニアは、環境さえ合致していれば、ほぼほぼ植えっぱなし&ほったらかしで毎年春から秋まで綺麗に花を咲かせてくれる優秀な花。我が家のガザニアも真夏と真冬こそ元気がなくなるものの、地上部も緑のまま春を迎えます。この記事では、皆さんにほぼほぼ植えっぱなし&放置でガザニアを楽しんでいただけるよう育て方と注意事項をまとめました。
植えっぱなし&ほぼ放置!多忙なオラにはスーパー魅力的だべー!
※この記事は、南関東の気候のもと、半日陰の環境で育てた実績を基にご紹介しております。読者様の育成環境によって、誤差がございますことをご了承くださいませ。
ガザニアは日当たりの良い場所に植えるべし
我が家のガザニアが咲く場所は、花壇の中でも最も日の当たる時間の長い南東側の縁取り(日向というよりは半日陰寄り)。
ガザニアは、日当たりの良い場所で育てるのに適しており、一年を通して十分に日に当たると花付きがとても良くなります。
日があまり当たらないと、例え蕾がついても花は閉じています。日が当たることによって初めて花を楽しめる花なのです。
ガザニア、夜の間はずっと花閉じてっかんね。
ガザニアは乾燥気味で育てるべし
ガザニアは、過湿に弱いので、乾き気味に育てるのがコツです。可能であれば、植え付け時に水はけの良い土にしておくことをお勧めします。
梅雨時期など湿度の高い時には、湿気が溜まらないよう葉が密集した状態を剪定で改善して風通しを良くするのも良いでしょう。
花壇や庭植えの場合は特に水やりの必要はないのですが、鉢植えの場合は土が乾いてしまったら水をあげる程度が良いでしょう。
このように丈夫なガザニアですが、決して弱点がないというわけではありません。次の章では、ガザニアを育てる際の注意事項を2点ご紹介します。
植えっぱなしOKと言えども真夏と真冬は注意
ガザニアは、植えっぱなし/ほったらかしでもたくましく生えているのを良く見かける通り、耐寒性、耐暑性共にある程度ある丈夫な植物です。
しかし、真夏の強い日差しや高温、そして真冬の寒さには注意が必要です。
うぢのガザニア、もしかしたら半日陰が功を奏してんのかもしんねーね!真夏と冬は若干弱ってんだ実は。霜に弱えらしいんだ。
真夏、真冬共に地上部の葉は常緑でありながらも、葉の数が少なくなってしまっています。
植えっぱなしと言えども、夏と冬は様子を見てあげた方が良いことは確かです。
植えっぱなしと言えども花柄&枯れ葉は取るべし
ガザニアの根元を観察してみてください。
茶色い枯れ葉がぎっしりとついていませんか?梅雨時期には、これらが過湿をもたらしてカビが生えたり、枯れ葉が腐ってあらゆる病気の元となります。
植えっぱなしと言えども、気づいた時に根元の観察+花柄や枯れ葉を取ってあげると良いでしょう。
ちなみに、ガザニアの株分けは秋です^^ガザニアと一緒に、他の秋のガーデニング作業を楽しみましょう♪秋のガーデニングやる事リストは、『9月10月秋のおすすめ庭仕事 花壇の手入れまとめ ガーデニングシーズンを楽しもう!』をご参照ください!
おすすめのガザニア3選
この章では、我が家で実際に植えっぱなし/ほぼほったらかしで何年も真夏・真冬を乗り越えているかわいいガザニアの品種、そして私自身が次に狙っているおすすめの品種をご紹介いたします!
植えっぱなしに素敵:PWガザニアビーストシリーズ
お花のグラデーションがとっても可愛くて取り入れた品種です。
ガザニア・ビーストシリーズは乾燥に強いので寄り植えっぱなし向き!
夏・冬共に地上部は常緑で葉が残ります(深緑色)。
カナリアスマイルと同じく、お花のグラデーションがとっても可愛くて取り入れたガザニアビースト・シルバーフォックスは、花に加えてシルバーリーフが美しい!カナリアスマイルと同様、夏・冬共に地上部は常緑で葉が残ります。
低日照下でも花開く:ガザニア サンバザーズシリーズ
ガザニア サンバザーズシリーズは、なんと日照条件が悪くとも花が閉じない性質のある品種。つまり、曇りの日や日光が少ない場所で花が開かないというようなことが非常に少ないのです。一日を通して花壇を明るい雰囲気にできますね。
そして、中心のふわふわがとてもかわいいです。花のサイズも大きめで存在感がありますよ。
ワタクシ、次はこの品種の追加を検討しております。
ほったらかし上等:可憐な白いガザニアも
ところで、ガザニアって、色も花もド派手なイメージありませんか?
真っ白で可憐なガザニアもありますよ。
同じく乾燥にとても強いので、ロックガーデンにも最適!植えっぱなし/ほったらかしにも◎です(^^
まとめ
一年中花ばかりで花壇を埋めようとするとなかなか大変ですよね。
真夏・真冬と少々元気がなくなる時期があれども、一年を通してほぼ植えっぱなし/ほったらかしで育てられて、しかもかわいい花も毎年楽しめる植物ってとても貴重。
このような丈夫な植物を上手く活用して、お庭や花壇、ベランダ等自分の空間が華やかな状態を維持していけたら良いですよね。
植えっぱなし花壇を美しく保つ秘訣は『【目指せ!植えっぱなし美花壇】綺麗に長持ちの秘訣とは?宿根草/多年草を毎年楽しむために必要なこと6選』。また、『【ズボラでも素敵花壇に!】レイアウト別夏咲き花・植えっぱなし宿根草6選+常緑万能脇役3選!』では、特に夏の花壇に特化した【美しい手抜き花壇】のご提案をしております。
是非ご一読ください!
暑さが厳しい昨今は特に、涼しい朝晩の水やりが鍵にもなんだ。ガザニアはズボラでも生き残ってくれっけど、他の植物は…?しっかりできたほうがより彩り豊かに咲いてくれんのは、自動散水機を検討してもいいかしんねーね(筆者おすすめの自動水やり機については、『【長期旅行/水切れ防止】夏の彩りは水やりで決まるー自動水やり機5選ー留守中安心!電源タイプ別メリット・デメリットも』をご参照ください)。
「植えっぱなしOK!ガザニアの育て方コツと注意事項まとめーおすすめ品種3選」への2件のフィードバック
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