【ジビエ熊肉絶品料理レシピ3選】熊肉の下処理方法・脂身の食べ方もご紹介

コクとうま味のある美味しい熊肉ですが、調理にはちょっとしたコツがあるんです。この記事では、熊肉を美味しく食べるための下処理と、実際に試して美味しかったレシピ・食べ方を3選と言わず、どんどん追加してまとめていきたいと思います♪いただいたお命、ひとかけらも無駄にしない様、熊肉の美味しい食べ方絶賛研究中!

もくじ

  1. 熊の肉って美味しいの?
  2. 熊肉が美味しくなる下処理方法
  3. 絶品熊肉レシピ1:熊汁
  4. 絶品熊肉レシピ2:熊鍋
  5. 絶品熊肉レシピ3:熊カレー
  6. 【脂身の食べ方】熊唐揚げ+熊ラード
  7. まとめ

熊の肉って美味しいの?

「熊肉は臭い!」「そもそもジビエはまずい!」そんな評判を聞いたことがある方も少なくないのではないでしょうか?

もう何度か食している筆者一家の率直な感想として、「熊肉はウマイ!!!」です。

下処理をしっかりしたからなのか、噂に聞いていた臭みはほとんどない代わりに、噛めば噛むほど甘く感じるうま味がありました。
お味は牛肉に似ていると思います。

熊と言えば、住宅地に現れ人を襲う熊が増加していることで現在問題になっていますね。

温暖化によって森の環境が変化し、熊たちの食糧不足が深刻化している影響で、市街地まで餌を求めて降りてきてしまうのだそうです。

熊以外にも、猪も人を襲ったり畑を荒らしたりすることで殺処分されていますが、殺処分された動物達の約9割は廃棄されているとのこと。

それには、食肉用に加工するための処理施設の不足や、病気や負傷などによりそもそも食用に適さない個体も多かったりと原因はさまざまではある様ですが…

無駄にしている部分もなきにしもあらず。

我々に出来ることは、いただいた命に敬意をもって、無駄にせず美味しく食すことたべ!!!

熊肉が美味しくなる下処理方法

熊肉を美味しく食べるには、しっかりアク抜きをすることが重要であるとのこと。アク抜きを怠ると、獣臭が気になる一品に仕上がるため、筆者も毎回慎重に行っています。

ジビエ肉があまり流通しない理由の一つに、その処理の難しさも挙げられているほど、ジビエ肉の処理には技術が必要である模様。処理された方の技術がその後のお味に影響することもあると言っても過言ではないそうな。

いつも美味しいジビエ肉をありがとうございますだ!!

ジビエ肉が手に入った際は、しっかりと下処理を行えば間違いないでしょう。

熊肉の下処理の仕方

筆者は、熊肉を薄くスライスすることができず、熊肉のしゃぶしゃぶや炒め物等にまだチャレンジしたことがありません。

今回ご紹介する下処理の仕方は、熊汁や熊鍋、熊カレー、角煮など煮込み料理に適した未だ失敗したことのない優秀な手順です♪

是非試してみてくださいね。

熊肉の下処理の仕方

  1. 熊肉の脂身を切り落とす
  2. 熊肉の赤身の部分を食べやすい大きさに切る
  3. 熊肉を水から茹でアクを取る
  4. お湯で洗う

アクがものすごく沢山出るので、出なくなるまでしっかり取ってください!

ここまで処理したものを冷蔵庫に保存しておけばすぐに使えるのでとても便利です♪

脂身は分厚くて量が多いから、全部料理にいれっとくどくなっから気をつけてくんにゃ。後で紹介すっけど、切り分けた脂身は熊ラードにできんだ。コクがあって、めっちゃうめーぞ!

そして熊肉のしゃぶしゃぶ、ものすごく美味しいらしいです!

しゃぶしゃぶは塊肉ではなく、薄くスライスされたものを購入する方が良さそうですね。

絶品熊肉レシピ1:熊汁

一番のヒットはこの熊汁!

熊汁の具材

  • 熊肉
  • 大根
  • ごぼう
  • しめじやエノキ
  • 長ねぎ
  • こんにゃく
  • 豆腐

豚汁を作る時と同じ要領でOK。味付けは昆布つゆ+少量の味噌。

熊肉のうま味により、簡単に絶品スープが作れます。

この日はごぼうがなく、エノキも少量入れただけのあるもの熊汁でしたが、とても美味しかったですよ♪

絶品熊肉レシピ2:熊鍋

熊鍋も、熊汁と同じ要領でOK。具材や味噌の量はお好みで調節!

ただ、お肉はやはり薄切りのしゃぶしゃぶ肉の方が◎。

絶品熊肉レシピ3:熊カレー

熊肉の塊にもってこいな一品・カレーライス!

下処理したものを更にコトコト(あるいは圧力鍋!)煮て柔らか~くて美味しい熊肉贅沢カレーの出来上がり。

中辛~辛口のある程度スパイスの効いたパンチのあるカレーにするのがおススメです♪

【脂身の食べ方】熊唐揚げ+熊ラード

蓮根と薩摩芋スティックに熊肉フライを添えて(さつまいもスティックは、筆者の超おススメおやつ&おつまみ。詳しくは『激ウマさつまいもおやつ&おつまみ:おさつスティック味変まとめ★秋冬手作りおやつはこれで決まり🎵』をご参照ください)。

この熊肉フライ、熊肉の下処理の際に取り分けて置いた脂身部分を熱してできたものなんです。

カリカリで、更に熊肉のうま味が凝縮された甘さが感じられて最高に美味!

こちらがお鍋で熱する前の熊肉の脂身たち。

ひとつのすね肉塊に、こんなにたくさんありました。

熱して行くと、右の写真の様に脂肪中の繊維が唐揚げ状になるわけです。

唐揚げ以外の液状になった熊肉オイルは、瓶に詰めて粗熱を取ってから冷蔵庫に。

しばらくすると真っ白な熊肉ラードが出来上がります。

炒め物などにコクを出すのにすごく使えますよ♪

熊肉から作った熊ラード

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます!

熊肉は、手も美味しいそうです。特に左手ではちみつを取って食べるそうで、左手のお味は絶品だとか。筆者もいつか口にしてみたいものです。

BBQ用に焼くだけになっている便利串も見つけました!

これもほりにしが合いそうです…(ほりにしについて詳しくは『ほしにしBBQに一家に一本!時短で美味しい簡単やみつきレシピ3選ー肉にも野菜にも万能調味料』をご参照ください)。

まだまだ奥の深い熊肉の世界。

これからまた美味しい食べ方や発見がありましたら、どんどん追加して行きたいと思います。是非

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