上向きに咲くクリスマスローズがあるのをご存知ですか?ー大多数のクリスマスローズは、いつもうつむき加減にさりげなく咲いていますね。控えめでかわいいくもありますが、せっかく可愛いお花を上に向けてくれないもどかしさがあるのも事実です。今回は、冬~春の花壇を上を向いて堂々と彩ってくれる頼もしいクリスマスローズをピックアップしてご紹介したいと思います。
素敵な品種が見つかり次第3選と言わず追加していくかんね🎵是非ブックマークしてくだせぇ!
- 多様化する冬咲きクリスマスローズの品種
- 絶対おすすめ!上向きに咲くクリスマスローズ
- クリスマスローズ・氷の薔薇シリーズ
- クリスマスローズ・パピエ
- クリスマスローズ・アプリコットジェラート
- クリスマスローズ・ピンクフロスト
- クリスマスローズ・Frostkiss®シリーズ<
- 上向きに咲くクリスマスローズまとめ
多様化する冬咲きクリスマスローズの品種
ガーデニング本家のイギリスで、バラに次いで人気があるクリスマスローズ。
うつむき加減で決して華やかとは言えない花ですが、何故こんなに人気があるのでしょう?
クリスマスローズが人気の理由
- 花の少ない冬に開花期を迎える
- 寒さに強い
- 半日陰でも良く咲く
他の花にはあまりない特長たっぺな!うちのクリスマスローズ、ほったらかしで肥料もあげてないのに毎年元気いっぱい咲いてくれんだ~うつむいてっけど。
そんなわけで、ここ日本でも冬の花として人気上昇中。手軽に購入できる苗から「高級」株まで様々な品種が流通するようになっています。
今やクリスマスローズは、花色や模様、花弁の形、開花期など、とてもバリエーションが豊か。
クリスマスローズの開花期の目安
- ニゲル種:12月
- オリエンタリス種:2月~4月
その中でも今注目されているのが上向きに咲くクリスマスローズ。
絶対おすすめ!上向きに咲くクリスマスローズ
一般的にクリスマスローズは下向きに咲きます。
こちらは8年前にお迎えしたミヨシのクリスマスローズ『さくらピンク』。本当にほったらかしでオリーブの木陰にいるのですが、毎年2~3月に元気にかわいいお花を咲かせてくれます。
しかしせっかくかわいいお花なのに、このように下から頑張って覗き込んでやっとお顔を拝見できる感じ。
昨今の品種改良で注目すべきは『上向き(横向き)に咲くクリスマスローズ』。
「うつむき加減で可憐に咲く姿がカワイイ!」という声も多いですが、その中にも、「もう少し顔を上げてくれたら最高!」と思われていた方も実は多いのではないでしょうか。
オラの母さんは「うつむきすぎてて縁起が悪い」とまで言ってたかんね。
しかし、うつむき加減ではなく、花が横あるいはやや上向きに咲くクリスマスローズが、現在どんどん増えてきています。印象もパッと明るくなりますし、その可愛いお花の観察もしやすくて良いですよね。
その反面、あまり上を向きすぎると雨に濡れて傷みやすくなってしまうという欠点もある様です。
しかし!「次は明るい上向き横向きのクリスマスローズを絶対にゲットしたい!」筆者の全力調査をまとめさせていただきます。
近年クリスマスローズは、例え上向きじゃなく下向いている品種でも、花が終わってもがくが「落ちない」ことから、逆に「縁起が良い花」としてギフトに選ばれることが多いんだと!!更に、「(落ちない)合格の花」とまで言われてんだ。うちの子そろそろ受験だからクリスマスローズ追加導入すっぺか~。
クリスマスローズ・氷の薔薇シリーズ
ドイツ・ホイガー社が最新の交配技術を駆使してつくりだしたクリスマスローズ『氷の薔薇』シリーズ。『冬に咲く薔薇』ということで、『氷の薔薇』なんて、素敵ですね…。
クリスマスローズ本来の耐寒性や耐陰性に加え、耐暑性まで備わりパワーアップ!クリスマスローズの革命児とも呼ばれる優秀な品種ですので、初心者の方でも安心して育てられる品種です。
クリスマスローズ・氷の薔薇シリーズの特徴
- 暑さにも強く強健
- 花つき抜群
- やや早めの開花時期(1月頃) * ニゲルの交配種とガーデンハイブリッドの交配で誕生しています
クリスマスローズ・氷の薔薇ピコティ
ピコティの最も優れた特徴は、ピンクと白のやわらかなグラデーション。
氷の薔薇シリーズで一番明るくかわいらしい品種とのこと。
クリスマスローズ・氷の薔薇レッド
花上がりが良く、横向き(前向き)に咲く深い赤が大変鮮やかで見栄えのする氷の薔薇レッドです。
オリエンタリス系のハイブリッド品種とニゲルの交配種。
クリスマスローズ・花郷園パピエ
花びらがまるで和紙を紙漉きしたようであることから、フランス語の紙を意味する【パピエ】と名付けられたそうな。
うつむき加減ではなくバッチリ正面前向きな上、花びらも八重でシュッと、、、
もはや『これはクリスマスローズなのか?』と疑いたくなるほどの花姿。
クリスマスローズ・アプリコットジェラート
咲き始めは淡いアプリコット色で、咲き進むにつれて濃いアプリコット色へと変化。葉も、ゴールドに変化するとのこと。花も葉も変化が楽しめる品種です。
こちらは導入後3月に撮影したアプリコットジェラートの葉の様子です。
場所は、真ん丸トピアリーにしたプリペットレモン&ライムの根元(トピアリーに関して詳しくは『【トピアリーに向いてる!】おすすめ庭木ランキングーお庭を可愛くおしゃれにイメチェン』をご参照ください)。
葉色は鮮やかな黄色~黄緑色。花壇に明るいアクセントを加えてくれました♪
草姿はややコンパクトで開花する時期は比較的早めで、花は横向き(前向き)に咲き、高い位置で開花します。
クリスマスローズ・アプリコットジェラート特徴
- 横向きに咲く
- 高い位置で開花
- 珍しいオレンジ系の淡い花色がかわいい
- コンパクトな草姿
- やや早めの開花時期(1月頃)
クリスマスローズ・ピンクフロスト
10年以上に渡り愛され続けている名花「クリスマスローズ・ピンクフロスト」。
花色は「薄いピンク、濃いピンク、ワイン色、グリーンがかったピンク」と日照条件や気温によって様々な姿を楽しませてくれます(こちらの写真は、3月に撮影)。
クリスマスローズ・ピンクフロスト特徴
- 上向き・横向きに咲く
- 花持ちが良く切り花としても楽しめる
- やや早めの開花時期(1月頃)
- 3~4ヵ月と花期が長い ※メリクロン株につき種は取れません
クリスマスローズ・Frostkiss®シリーズ
クリスマスローズ・Frostkiss®シリーズの特徴
- 病気に強く強健で生育が早い
- 花つき抜群
- 世界的に評価されている人気シリーズ * 原種間交配種
クリスマスローズ・Frostkiss®「ぺニーズピンク」
アンティークカラーっぽい落ち着いたピンクが魅力的な「ぺニーズピンク」は、花付き花もちも良い上に花茎も長いので、切り花としても沢山楽しめます。
葉には大理石模様の様な斑が入り、カラーリーフとしても観賞価値が高い品種です。
そして開花が12月下旬頃となんとクリスマスにピッタリ!!!
我が家のぺニーズピンクもクリスマスに開花するでしょうか…。咲き次第こちらの記事も更新していきたいと思います。
上向きクリスマスローズまとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます!
前向きの凛としたクリスマスローズ、とっても素敵ですよね!!!筆者も上記の中の半分導入済みです。どれも魅力的で、クリスマスローズ再入荷検討中。
中でも氷の薔薇シリーズは、クリスマスローズが弱点としている耐暑性もクリアしている上、花付きも良いという逸品。どうせなら枯らさずずっと楽しみつつ大株にしたいので、強健なものを選択するというのも手かもしれません。
この記事をきっかけに、皆様の冬の花壇に新たな彩りが加わりましたら嬉しいです!
オラ、ガーデニング好きだけども、マメではねーんだ。出来る限り手間をかけず以下に庭と花壇を綺麗に保つかって試行錯誤してんの。よかったら、【目指せ!植えっぱなし美花壇】綺麗に長持ちの秘訣とは?宿根草/多年草を毎年楽しむために必要なこと6選も読んでみてくんちょ!