公立小学校では3~4年生で外国語活動がはじまり、5~6年生で英語が教科化。[英語に馴染みはあるけれど、英語を全て理解できる訳ではない]子供達には、既に広く知られている名作の英語版がおすすめ!この記事では、公立小学校高学年におすすめの英語絵本を筆者の実体験に基づいてご紹介。新しい発見が見つかり次第、随時更新していきますので、是非ブックマークしてくださいね^^
↓小学校低学年向けおすすめ英語絵本についてはこちらをご参照ください!

英語の読み聞かせ中、首をひねりながら『それ、こういうこと?』と解釈を口にする子供達。なんとも愛おしくなんだッ!
もくじ
EVERYONE POOPS(みんなうんち)
文・絵:Taro Gomi 英訳:Chronicle Books LLC. Chronicle Books

「みんな、『きんぎょがにげた』っていう絵本知ってるかな?」と言うと、8割方の子供達が元気よく手を挙げてくれました。これで掴みはOK。
「今日は、その『きんぎょがにげた』の五味太郎さんの絵本『みんなうんち』の英語版を読んでみたいと思います!」
皆、「『きんぎょがにげた』の五味太郎さんの絵本か!へぇ!』と『うんちw』で釘付けです。
『EVERYONE POOPS』のおすすめポイント
- 決して『うんち』で笑いを取るだけの本ではない科学の絵本である
- 生き物によって様々な排泄の仕方、排泄物の形状があることを学ぶ
- 分かりやすい内容につき英語も伝わりやすい

指を差したり、ジェスチャーを加えたりするとより伝わりやすいかんね。読んだ後、『オレ、なんか大体分かった!』と嬉しそうな顔をして発言していた5年生、めんこかった!
I’ll alway’s love you(ずっとずっと大好きだよ)
わんちゃんとその飼い主の少年との物語。
心を込めて読んでいると、自然と涙がこみ上げてきてしまいます。この本を読んでから、大好きな気持ちは素直に声に出そうと心に決めました。
広く知られた本なので、大体のストーリーを知っている子も多いはず。

- 日本語だと涙がでてきてしまうから、英語の方が心を込めて読めるかも
- 使われている単語が易しいので分は長いが分かりやすい
- 主人公が犬と同年代の少年なので話に入り込みやすい
FROG AND TOAD ARE FRIENDS “The Letter”(ふたりはともだち『おてがみ』)
『FROG AND TOAD ARE FRIENDS(ふたりはともだち)』には5つの話が収録されていますが、その中でもおすすめは『The Letter(おてがみ)』。というのは、小学2年生の国語教科書(光村図書 「こくご」二下 赤とんぼ)でも取り上げられているため、当該教科書が採用されている小学校の2年生以上の生徒は全員この話の流れと内容を覚えているからです。
元の話を知っていればそれが背景知識となり、分からない単語や表現が出てきた時に容易に予測ができます。「英語分かるかも!」という喜びが学ぶ楽しさに繋がってくれることでしょう。


英語版は、中学3年生の「NEW HORIZON3」、中学2年生の「COLUMBUS21 2」 にも収録されたんだっちゅねの!名作中の名作だっぺよ。ただ、本も小っさいから絵も小っさいのよ。学校での読み聞かせでは、絵だけ拡大コピーして持ってったっけ。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます!
因みに筆者は、日本語の絵本2冊+英語の絵本1冊というようなバランスで、英語の絵本はどちらかというとオマケ的な位置づけで読み聞かせをしています。
外国語活動が始まったばかりの小学生が少しでも『英語楽しい!』『英語、なんか分かるかも!』と思ってもらったら大成功!
学び盛りの子供達のやる気や、次の学びに繋がる時間になれば良いなぁと密かに願いつつ活動しております。